ソロキャンプを楽しむ女性も増え、キャンプが世に広まることは嬉しく思いますが、一方、ソロキャンプは女性一人でするものではないという風潮や、ソロキャンプをしたいけど危なそうだからやらない人がいるのも事実です。
また、Twitterで拡散(のちに削除)されたツイートには、男性二人組に襲われそうになったというとても恐ろしい出来事が記載されていました。
そこで、少しでも安全にソロキャンプを楽しむために「車中泊」も選択肢の一つになります。
ソロキャンプはハードルが高いけど、車中泊ならできそうと感じている人も多いようです。
そこで、ソロキャンプの車中泊で気を付けなければならない事、必要な道具、車中泊ができる場所などをご紹介します。
- 車中泊の最大の注意点
- 車中泊のメリット・デメリット
- 車中泊ができる場所
- 車中泊に必要な道具
ソロキャンプで車中泊するときの8つの注意点
キャンプの車中泊は、テントやホテル代わりに使うことが最大の特長なわけですが、大きく注意しなければならない事が8個あります。
どれもこれも、身の安全に直結するものばかりなのでしっかりと対策をしましょう。
ガソリンの量、バッテリーを確認しておくこと
車中泊は、キャンプの道中以外でもエンジンを付けたり切ったりと、ガソリンやバッテリーの消費が上がってしまいます。
いつも以上に、ガソリン残量の確認や、バッテリーの強度をチェックしておくと安心度が上がります。
キャンプ場付近には、ガソリンスタンドも少ないので特にガソリン残量には注意が必要です。
車中泊できる場所なのかチェックする
基本的には、サービスエリアや道の駅は宿泊が許可された場所ではありません。
中には、駐車ができる利用時間が定められている所もあるので、事前に調べる必要があります。
近隣民家からの苦情、ルールを守って車のエンジンを切っている近くのキャンパーなどとトラブルになる事もあるので注意が必要です。
車中泊ができる場所の詳細は以下となります。
防犯対策
大きく分けて防犯トラブルは以下の2つです。
- 盗難
- 襲われる(獣害、人的被害)
10分以上サイトを離れる時や就寝時には、高価な道具やお気に入りのグッズなど、盗まれると困るものは車内に片づけましょう。
獣害対策として、残飯はニオイが出ないようにビニール袋やボックス(蓋つき)に入れておきます。
また、人的被害を防ぐ方法として、カーテンやサンシェードで車内が見えないように工夫して下さい。
人的被害は字のごとく「ヒト」が居るから起こるのですが、ソロキャンプや車中泊は、逆に人気のないところは危険です。
なにかあった時に助けを呼べるように、ある程度「ヒト」が目につく場所を選びましょう。
端的にまとめると以下の4つになります。
- 道具は車内に片づける
- 残飯を放置しない
- 車中が見えない様にする
- 人の気配がしない所では車中泊をしない
■防犯対策の関連サイトはこちら
エンジン停止中の電力供給に注意
エンジンを停止し、ACCモード(アクセサリーモード)でTVやラジオ、スマホの充電などをしているとバッテリーが上がってしまい、車が動かなくなります。
ちなみにアクセサリーモードでは冷暖房は付きません。
時折、エンジンを掛けるなどしてバッテリーがあがるのを防ぐ必要があります。
長時間のアクセサリーモードで車が動かなくなり、「JAF(ロードサービス)を呼ばなければならなくなった」なんて事にならないように注意をしましょう。
寝るときはエンジンを切る
エンジン停止は車中泊の最大の注意点となります。
せっかく車で寝るのだから、寒暖差が激しいときには冷暖房を付けて寝たくなりますよね。
しかし、エンジンを付けて就寝する行為は命の危険さえあるので注意が必要です。
- 一酸化炭素中毒
- エンジン音によるトラブル
- ガソリンの有無
一酸化炭素中毒に関しては、車の劣化や風向きによって排ガスが車内に蔓延したり、自分では気づかないうちに中毒になってしまうことがあります。
特に冬の積雪時は、車のマフラーを雪が覆い、排ガスが車内に逆流してくることもあります。
稀なこととは言え、万一のことを考えるとエンジンを付けたまま就寝するのは危険です。
必ずエンジンを切って寝るようにしましょう。
エンジンを付けている時でもこまめに車内の空気を入れ替えるようにするとより安全です。
寒暖差がないときだけ、車中泊をするなども対策の一つになります。
また、自分はまだ起きていてエンジンを付けていても、近くのサイトで寝ている人が居るとエンジン音や音楽、TV音などが迷惑になる事があります。
音系のトラブルは多く、これが原因で車中泊を禁止にする所が増えています。
ルールを守り、周りを気遣う行動をお互いに取ることでトラブルを避ける事ができます。
実際に車内に居た19歳のカップルが一酸化炭素中毒で亡くなるという痛ましい事故も起きています。
エンジンを切ってしまうと寒暖差によって寝られない可能性があるのなら、その時期にソロキャンプは行かないようにしましょう。
特に、安全性を考慮するならば、夏に車中泊を計画するのは避けた方がよいでしょう。
また、冬が安全というわけではなく、積雪時に車のマフラーを覆い、排気ガスが車内に逆流する事故も起こっています。
会社の営業マンなどが、車内で仮眠をしているなど日常的に見る画なので危険だと感じにくいかも知れません。
リスクヘッジなので、何が良くて何が悪いではなく「就寝時はエンジンを切る」ことを徹底したいですね。
「車内で若い男女がぐったりしている」と110番通報があったことから事件が発覚。軽乗用車内から20代ぐらいの男女2人の遺体が見つかった。警察は当初、事件と自害の両面で捜査。遺体の検視の結果、2人とも目立った外傷はなく、車内には男性の財布と免許証が残っていたことから身元が判明。男性は左側後部座席から運転席に倒れ込むような姿勢、女性は助手席の下にずり落ちるような状態で発見。衣服はいずれも乱れていなかったという。さらに、車内には自害する要因となる練炭などもなく、薬物を使った可能性も否定されたのだった。外傷はなく、状況からしても事件性は低いと結論付けた。当初、現場を確認した捜査関係者は「2人には苦しんだ痕も少しあり、練炭を使って自害した際の状況にも似ていた」と話す。一体、不審死事件の真相は何なのか?1週間かけた検視の結果、ようやく死因が判明。2人は一酸化炭素中毒で亡くなっていたのだ。2人の死因は「整備不良による特異な事故」と結論付けた。
非常に強い寒気の影響で、福井県内では記録的な大雪となっている。福井市内ではエンジンのかかかった車が雪に埋もれ、男性が死亡する事例も発生した。一酸化炭素中毒になった可能性があるとみられている。
防寒対策をしっかりと!
車中泊だからといっても、夜は外気と同じくらい寒くなるので体は冷えきります。
冬はダウンジャケット、毛布や掛布団、寝袋やヒートテックのようなアンダーウエアをいくつか揃えておくようにしましょう。
また、電気毛布や湯たんぽ、カイロなどもあればいいでしょう。
ガスヒーター系を使用する際は、こまめな換気と転倒による火災に十分注意をして下さい。
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すでに寝袋を持っているけど氷点下に対応していないなど、今持っているギアをフル活用したい人は、
- USB対応の安い電気毛布
- モバイルバッテリー
があれば暖かい寝袋を作ることができます。
作成方法は簡単で、寝袋の中に電気毛布を入れるだけ!
寝袋にポケットが付いていればそこにモバイルバッテリーを入れるのもいいでしょう。
ただ、モバイルバッテリーの充電が切れると風邪を引いたり、体調を崩す恐れもあるので、車用インバーター(後述しています)や予備のモバイルバッテリーなどを準備しておきましょう。
マットはあった方がいい
出典:VENTLAX
車のシートがあるから「掛布団があればいいでしょ」くらいに思いがちですが、普段寝ているところとは違うので注意が必要です。
- 肩が凝る
- 体の節々が痛くなる
- 寝られない
- エコノミークラス症候群になる
思っている以上に車のシートだけでは身体に負担が掛かってしまいます。
出来るだけ車内をフラット状態にし、マットを敷いて寝るようにしましょう。
次の日の体調にも関わってきます。
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エコノミークラス症候群に注意
エコノミークラス症候群(ロングフライト血栓症)は、長時間のフライトや運転で同じ体勢で血栓ができる可能性があります。
サッカー日本代表選手がフライトで発症し、試合ができなかったなんって事もありました。
出来るだけクッション性を高め、身体に負担のかからないようにする必要があります。
一般的には貧乏ゆすりの印象は良くありませんが、足を動かさないよりは動かした方がエコノミークラス症候群になりにくいという話もあります。
前述した「マットを敷く」など、エコノミー症候群にならないような対処をして下さい。
ソロキャンプで車中泊をするメリット・デメリット
ソロキャンプで車中泊をするメリット・デメリットはいくつかありますが、まとめると以下のことが挙げられます。
車中泊のメリット
ソロキャンプは「車・バイク・自転車・電車・徒歩」で行くことになりますが、荷物の制限等を考えると車で行くのが断然楽になりますよね。
「車中泊する・車で行く」メリットは以下になります。
- 1人分の荷物なので車内を広く利用できる
- 時間に縛られない
- 防犯面が安全(施錠ができる、道具盗難、獣害、幽霊、変質者)
- 設営準備、後片付けが簡単
- 急な天候の変化にも安心
- エアコンが使える
- 虫除けや獣害を防げる
- 移動しやすい
やはり最大のメリットは「防犯面」。
施錠ができ、道具盗難、獣害、変質者(人的被害)から守る事ができます。
唯一、不思議体験(心霊現象)だけは防げませんが・・。
その他、オートキャンプ場なら車横付けで用意・撤収がとても楽になります。
駐車場から少しだけ離れたサイトと、車横付けのサイトでは見た感じそんな違いはないように思えますが、実際に道具の出し入れをしていると労力に差が出てきてしまいます。
また、雨風をしのげ、冷暖房もついているのでグランピング並に快適な環境で過ごすことができます。
車内に居ることで、虫除けや獣害対策の余計な準備もする必要がありませんね。
車中泊のデメリット
車中泊のデメリットは無さそうに思われがちですが、事前準備を疎かにしてしまうと以下の様なデメリットが発生します。
しっかりと、調べなければならない事はちゃんと調べて準備しておけば、デメリットはほぼなくなります。
- テント泊ができても車中泊ができない場所がある
- 車が駐車できる場所に限られる
- キャンプの醍醐味(テントを設営など)が少し軽減する
特にハードルの高いデメリットは無く、あたりまえの事しかないので「車中泊ができる所を調べておく」ことで回避できます。
では、実際にどういった所で車中泊が許可されているのでしょうか。
ソロキャンプで車中泊ができる場所ってどんな所?
ソロキャンプで車中泊ができる場所は多岐に渡ります。
「ここは大丈夫だろう」と思うところでも車中泊が禁止されている所もあります。
無料で仮眠や車中泊ができる場所の管轄は、国土交通省か県や市の管轄になります。
事前に問い合わせをしておくと安心して楽しむ事ができると思います。
それでは有料・無料問わず車中泊のできる場所を紹介します。
オートキャンプ場
オートキャンプ場は、車をサイト内に停める(横付け)するので荷物の出し入れがとても楽で、車内をテント代わりにすることができます。
バーベキューができたり、場所によっては電源や水道があり、焚き火もできるので利便性高く車中泊ができる場所です。
区画が定められているオートキャンプ場は有料のところが多く、チェックイン・アウトの時間が決められているので、完全に自由というわけではありません。
また、利用料金も掛かるのでコスパは良くないですが、利便性よく車中泊とキャンプを同じ場所で楽しむにはいいところです。
一級・二級河川敷
国土交通省管理の一級河川、都道府県管理の二級河川は国民の利用は認められていますが、
- 炊事場
- トイレ
- ゴミ捨て場
がありません。
どちらかと言うと野営に近いので、ライトな感じにキャンプを楽しむには少し不便です。
雨が降ったあとは増水の危険性もある為、注意が必要です。
中には、バーベキューはOKですがキャンプはNGだったり、開催規模に応じて許可が必要だったりします。
事前に、利用予定の川の河川事務所に確認しておくのをおすすめします。
「〇〇川 河川事務所」でWEB検索をすると該当ページが出てきます。
琵琶湖湖岸などの無料キャンプサイト
出典:湖岸緑地
関西で無料のキャンプサイトはたくさんあるのですが、有名所として「琵琶湖緑地公園(琵琶湖湖岸)」などがあります。
駐車場もありキャンプやバーベキューを楽しむ事ができますが、車を横付けすることが出来ません。
しかし、キャンプサイトから歩いて数秒のところに駐停車できてトイレもあり、ソロキャンプの車中泊場所として利用する事ができます。
基本はテント泊をし、虫が多かったり寒暖差が出てきたら車中泊にシフトするといった使い方も出来るのでとても使い勝手がいい場所です。
車中泊に必要な道具がこちら
準備しなければならないものは、タオルや虫除けスプレー、クーラーボックスなど、大半が車中泊関係なくキャンプ時に必要になるものばかりです。
「車中泊じゃなくても必要」といった道具も混ざってきます。
ここでは、キャンプ時に必要になる道具ではなく、なるべく車中泊だから必要になる物をご紹介します。
カーテンやシェード
カーテンやサンシェード、ウインドネットでプライベート空間を確保しましょう。
車がフルスモークで外から覗けないなら、サイドの窓のカーテンやウインドネットは不必要と思われるかも知れません。
しかし、カーテンをすることで、照明灯や懐中電灯、朝日や冷気を遮断できるのであった方がいいです。
少なくとも、スモークの貼れないフロントガラスにサンシェードだけでも用意をしておきましょう。
■簡単脱着のよく見る一般的な日よけ
アイマスク、耳栓
起床時間は人それぞれです。
周りのキャンパーたちが活動する生活音がうるさくて寝られないなんてことも。
アイマスクと耳栓があれば、目と耳のある程度の情報が遮断できるのであれば便利なグッズです。
■筆者愛用のおすすめ耳栓
車用インバーターやポケットWi-Fi
車用インバーターがあれば、スマホの充電やポケットWi-Fiの電源確保もでき、夏場であれば扇風機、冬場であれば電気毛布や電気カーペットが使えます。
ガソリンやバッテリーの心配があるようでしたら、ポータブル電源を準備していくといいでしょう。
また、ポケットWi-Fiがあれば車中でパソコンでネットサーフィンをしたり、YouTubeやVOD(映画やドラマ)などをデータ通信量を気にせずに視聴できます。
■AC2口、USB4ポート付インバーター
LEDランタン
車内灯だけでは暗いので、LEDランタンや懐中電灯、ヘッドライトなどを準備しておくと便利です。
■LEDランタンの関連記事
その他、折りたたみテーブル・タオルなど、あれば便利なものはいくつもあります。
時期によっても、必要になるものは異なるので都度、持参道具の構成をしていく必要があります。
最低限、上記のことを知っていれば大きなトラブルは避けれらるのではないでしょうか。
とにかく、元気があれば何でもできる事を考えると、「睡眠の質」を少しでも上げることを優先して準備をしていくといいでしょう。
初心者キャンパーであれば、車中泊に慣れていないので、「自分の枕がないと眠れない!」なんて人もいるかも知れません。
その時は、「マイ枕」も準備リストに入れなければなりませんね!
また、車中泊までは焚き火を楽しんだり、キャンプ場内や近隣を散策・観光したり出来ることはたくさんあるのですが、筆者のオススメは「ハンモックに揺られながらのんびりする」ことです。
寒暖差があるときにはおすすめできませんが、春や秋なんてとても贅沢な時間を過ごす事ができるのでやってみて下さいね。
準備や後片付けの手間を減らしたり、ちょっと試したいギアがあったり購入する必要性は感じないけど使ってみたいアイテムがある際は、キャンプ用品のレンタルサービスがおすすめです。
そんなレンタルサービス専門のサイトをご紹介している記事があるのでぜひご覧になってみて下さい。
■おすすめキャンプ用品レンタルサービス11選はこちら
■参考になるハンモックのレビュー記事はこちら
また、ソロキャンプの自由時間にできる「キャンプの楽しみ方」をまとめた記事があるので、ぜひやってみて下さいね。
■ソロキャンプの楽しみ方22選はこちら
【参考】車中泊だけできる場所がこちら
ソロキャンプで車中泊ができる場所は前述した通りですが、キャンプは出来ないけれど、行きかえりの道中に車中泊できる場所を紹介します。
RVパーク
出典:くるま旅クラブ
RVパークとは、日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設のことです。
ステーションワゴン、キャンピングカー、ワンボックスカー、ミニバンなどのRV車が車中泊できる場所の名称です。
日本全国の「遊園地」「温泉」「旅館」「道の駅」などにRVパークの設置が進んでいます。
利用料金は掛かりますが、ほとんどのRVパークは予約が不要で利用できます。(場所、繁忙期によります)
自分の確保したスペースであれば、車外に椅子やテーブルを設置しても問題ありません。
電源があるので、スマホを充電する事も可能でゴミも捨てる事ができます。
施設内に入浴施設があるところもあるのでストレスなく過ごす事も可能です。
また、キャンピングカーなどの大きな車専用と思われがちですが、普通の車でも利用可能です。
RVパークには、看板が設置する事が義務付けられているので目視でもわかりやすくなっています。
RVパークの施設内容
- 4×7メートルの駐車スペース
- 一週間の滞在可
- 24時間利用可能なトイレ
- 電源が使用できる(100V)
- 入浴施設がRVパーク内か15km圏内にある
- ゴミの廃棄OK
- 予約が要らない所が多い
RVパークの禁止・注意事項
- 車外の調理は禁止
- 直火・焚き火・BBQ禁止
- アイドリング禁止(エンジン停止)
- 発電機や騒音等の迷惑行為禁止
- ポイ捨て・不法投棄禁止
- 排水は施設のルールに従うこと
- 事故・盗難は自己責任
道の駅
出典:道の駅
道の駅は2022年8月現在で1,198駅が登録されています。
最近の道の駅は、グルメ・観光・遊びが充実しており、なにかのついでに立ち寄る所ではなくなり「道の駅にいく」事が目的の一つになっていたりします。
中には果実狩りやドッグラン、動物ふれあい広場などもあり、休憩というよりもとても楽しめる場所となっています。
充実した施設に加え、24時間利用できる駐車場やトイレがあるので仮眠や車中泊に利用されることも多々あります。
駐車場とトイレ以外は営業時間が定められているところも多く、深夜帯に立ち寄ると自動販売機しかないところが多いので事前に調べてから行くようにしましょう。
高速道路サービス・パーキングエリアコインパーキング
トラックの運転手がよく仮眠している定番スポットです。
トイレ、飲食店、ガソリンスタンドが充実しているので車中泊にはとてもいい場所です。
しかし、仮眠や休憩で利用が許されている場所なので、原則は宿泊として利用するのは控えてほしいと国土交通省が発表しています。
仮眠と睡眠の違いはどこかと言われると説明はできないので境界線は曖昧ですが。
しかし、長期間・長時間の駐車場の独占はサービスエリアの本意ではないので、深夜帯も車の駐車割合の多いSAなどは避けるようにしましょう。
マナーを守って利用したいですね。
コインパーキング
近辺にサービスエリアなど駐車を確保できるところがない場合、コインパーキングも候補に入ります。
コインパーキングは有料なので、路駐などでトラブルに巻き込まれることがないので安全です。
パーキング付近に民家などがある場合は苦情に注意(エンジン音 寝るときは切る!)
ただ、休憩として利用するのはいいですが、車中泊となると利用料金とエンジン音の苦情が気になるところ。
どこも場所を確保できなかったときの利用程度と考えておくといいかも知れません。
ソロキャンプでの車中泊の注意点|まとめ
ソロキャンプの車中泊の注意点を中心にお伝えしてきました。
車中泊は、盗難や人的被害の危険性を減らした安全性の高いキャンプです。
しかし、知らなければ命の危険さえある事柄もあります。
車中泊で絶対に意識しておかなければならないのが「一酸化炭素中毒」です。
意識さえしていれば、エンジンを切ったり、こまめに換気をしたり対策をすることができます。
あとは、利用場所などのルールを守れば、快適で気ままな車中泊を楽しむ事ができることでしょう。