"BEAM LED ランタン(BEAM LED Lanthanum)"は、
YAEI WORKERS (ヤエイワーカーズ) が提供する高輝度ハイスペックLEDランタンです。
これまでキャンプに出発する際、どの照明グッズを持っていこうかと迷ったことも多いのではないでしょうか。
今では最小限の光源でもよければ、100均グッズなどもたくさんありますよね。
そして、こだわりだせばガソリンを燃料としたランタンまで数多くのものが存在しています。
- 根本的に値段を重視するのか
- 雰囲気を重視するのか
- 光量を重視するのか
何に重きを置くかによって、考え方は変化しますよね。
どれも兼ね備えているような便利な照明があればいいけれど、そんな都合のいいものはなかなかないですよね。
しかし今回ご紹介する"BEAM LED ランタン"は、そういった複数の要望にもかなり満足させてくれる超便利ギアです。
間違いなく、あなたのキャンプをより楽しく快適にしてくれる照明グッズ。
そんな高輝度LEDランタン、「BEAM」を検証・解説していきます。
BEAM LED ランタンの特徴
※YAEI WORKERS公式より
BEAMを提供している、YAEI WORKERS(ヤエイワーカーズ)は、2018年に神戸で誕生したアウトドアブランド。
本気でアウトドアを楽しむ大人のためのギアを、遊び手の視点で開発することを掲げているブランドとなっています。
そんなブランドが提供してくれるギアですので、私も期待を込めて購入しました。
それでは、"BEAM LED ランタン"の詳細を見ていきましょう。
BEAM LEDランタンのスペック
ではまず最初に、BEAMのスペックから見ていきます。
サイズ | 136*92*22mm |
重量 | 410g |
明るさ | 150-1200lm |
バッテリー容量 | 16000mAh |
連続点灯時間 | 11-50時間 |
充電時間 | 最大8時間 |
Input/Output | 5V 2.1A (出力口 2口搭載) |
※YAEI WORKERS公式より
まずはサイズ感から。
サイズは横136mm、縦92mm、厚みが22mmとなっています。
なので、スマートフォンより一回り大きく、分厚い感じです。
手に持つとこんな感じ。
一番長い面でも132mmとなっていますので、その点では一般的なスマートフォンよりも短いです。
なので、かなりコンパクトな印象ですね。
そしてこのように、しっかりとしたケースに収納されています。
全体の構成としては、このようになっています。
※YAEI WORKERS公式より
- BEAM本体
- パッケージボックス
- 専用ポーチ
- 2In1 USBケーブル
- ハンガーバンド
- 防滴キャップ×2セット
- 取扱説明書
なんといっても付属していてくれて嬉しかったのが、
"ハンガーバンド"
これが付属してあるおかげで、いろんな場所に吊り下げるのが可能になるのはとてもありがたいんです。
このハンガーバンド、片側がカラビナ構造になっているので簡単に引っかける事が可能です。
特に夜間のテント。
テントの天井部には、フックがついていますよね。
そこに吊り下げることによってテント内でも有効活用ができるのは、かなり重宝します。
つぎに、「2In1 USBケーブル」。
このケーブルは片側にUSB、もう一方は「micro USB Type-B+Lightning」変換アダプタが付いています。
ケーブルはもちろん、BEAM本体を充電する時に使用します。
そしてさらに!
BEAM本体はランタンとしてだけではなく、モバイルバッテリーとして使う事もできるのです。
「micro USB Type-B+Lightning」という構成ですので、
- Android
- iPhone
両方で対応しています。
ただ1点だけ残念なことが…。
それは、「USB Type-C」は付属していません。
最近は、「USB Type-C」が主流になってきているのでこれは困ります。
なので私は、
このように「USB Type-C」を別で購入して、ケースの中に一緒に収納しています。
こうすることでBEAMをモバイルバッテリーとして利用する際の問題は、ほぼ解決します。
BEAM LEDランタンの明るさは!?
LEDランタンとして実際、どれくらい明るいのかは、とても気になりますよね。
屋外はもちろん、テント内をどれくらい明るく照らせるのか。
スペックにも記載していますが、その明るさは最大1200ルーメンとなっています。
色も3タイプから変更することができ、
- 昼白色
- 昼光色
- 電球色
があります。
そして明るさを調整できる、4段階の調光機能がついています。
この調光機能により、"150~1200lm"の範囲で自由に使うことが出来ます。
ランタンとして使う以上、大切なのは明るさでしょう。
ずばり1200lmという光量は、必要充分に明るいです。
では実際に、室内を照射して見てみましょう。
まずは、部屋に取り付けている蛍光灯で壁を撮影しています。
部屋蛍光灯
次に、BEAM昼白色です。
BEAM昼白色
カメラで撮影すると、どうしても色合いが正しく映ってくれません。
が、肉眼で見ればもっと白く見えます。
次に昼光色です。
昼光色
これは、肉眼で見た感じに一番近い色合いに感じます。
画像では昼白色と昼光色に、ほとんど違いが見えません。
しかし実際には、もう少し違って見えます。
最後に電球色。
電球色
画像でみても、前者2つの色より明確に違いますね。
でもこれも同じで肉眼なら、もっともっとオレンジ色の強い暖色に見えます。
基本キャンプ・アウトドアに使う際には、雰囲気があるので電球色がメインになりますね。
どの色であっても、かなり明るく感じたのが率直な感想です。
BEAMは「16000mAh」の大容量バッテリー搭載
BEAM LEDランタンは、16000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
先述しましたが、モバイルバッテリーとしての利用もできるため、スマートフォン・ノートPCなどの充電を行うことが可能です。
安心・安全に利用できるようBEAM LEDランタンは、電気用品安全法(PSE)適合検査をクリアし、
"PSEマーク"
を取得しています。
モバイルバッテリーとして考えた場合、「iPhone XS(容量:2,658mAh)」を約5回相当は充電することができます。
これは嬉しい機能ですよね。
そしてこの大容量バッテリーにより、連続点灯時間は「11~50時間」と表記されています。
当然、最大照度で連続点灯させた場合に11時間となるわけですが、こういう表記って…
期待ハズレだったらどうしよう?
なんて心配もありますよね。
そこで、長時間の連続点灯を試してみました。
もちろん照度は最大の1200lmで果たして本当に11時間持つのか。
ということで、
19時から計測開始
~
AM6:00まで点灯まで
していれば表示通りということになります。
ちなみに私の所有しているBEAM LEDランタンは、購入してから1年半ほど経過しています。
その間何度も使用しているため、ある程度はバッテリーの消耗があるはずなので、実際の連続点灯は少なくなるだろうと考えていたのですが…
なんと、11時間30分も連続点灯してくれました。
ということは、新品の時ならもう少し長いかもしれませんね。
なにはともあれ、表記されているスペックよりも長持ちする!
という、嬉しい結果となりました。
BEAM LEDランタン|口コミやSNS投稿
BEAM LEDランタンの口コミやインスタグラム、ツイッターでの評判を集めました。
購入の参考にしてみて下さい。
Amazonの口コミは詳細ですごく参考になると思います。
一部抜粋しますが、多くの口コミを参考にしたい場合は各販売ページを参照して下さい。
アマゾン、楽天の口コミ
ハードケースの作り、本体のフォルムとシリコン塗装の肌触り、明るさ、点灯時間、吊りバンド等の付属パーツ、全て満足。
本体のハンドル回転部分もある程度の固さがあり固定出来るので、ハンガー等に引っ掛けて角度を付ける事も出来ます。
唯一不安なのが、USB端子へのゴミ混入を防ぐためのゴムカバーが本体に繋がっていないので、いつか無くす自信はあります。
前回、コンパクトなサイズのSuperwayのを使っていたため3,4倍のサイズ感です。
ケースも、その大きい本体の倍ぐらいのサイズなので、これだけで英語辞書ぐらいのイメージですね。表面はマットな仕上げで非常に高級感があります。
全体的にしっかりしているので壊れにくそうです。
明るさは最高光度にすると目が痛いぐらい明るいです。
ケースもしっかりした作りで持ち運びも心配ありません。
一つ心配な点はUSB端子を接続する部分のカバーが本体と繋がっていない為、取り外した際に無くす可能性が高いです。
その点以外は非常に良くできた商品だと思います。
以前使用していたものと比べても遜色ない明るさなのに、かなり小型になった。
キャンプに行くのが楽しみになる。
軽量コンパクトなのにメインのランタンに成りうる位明るいです。
ただし、USBの防水カバーが単体で、本体に繋がっておらず、早い段階で無くしそうです。
防水カバーの嵌りもイマイチなので星マイナス1です。
キャンプや防災用にもオススメ出来ます!
明るいです!
インスタグラム、Twitterの口コミや評判は?
BEAM LED ランタン|まとめ
ここまで、BEAM LEDランタンについてレビューしてきましたが、いかがだったでしょうか。
明るさと、大容量バッテリー搭載による連続点灯時間の長さ。
また、モバイルバッテリーとしても利用できる汎用性の高さ。
また色合いもボタン操作で変えることが出来るので、いろんなシーンに活躍してくれます。
この便利さは、あなたのキャンプでの必携アイテムになること間違いありません。
連泊のキャンプなどでも、満充電していて最大照度で使い続けないなら2日間くらいは持つことでしょう。
見た目も洗練されていて、カッコいいと個人的に思っているお気に入りアイテムです。
この記事が、あなたのキャンプライフの参考になれば幸いです。