キャンプのスープレシピ|簡単で体が温まる定番8品と保温のコツ【2026】

キャンプ飯はメインばかりに気を取られて、寒い朝に体が温まらず後悔したことはありませんか。

私自身、はじめのころは焼き物や炒め物ばかりで、朝晩の冷え込みに体がついていきませんでした。スープを一品くわえるようになってから、食卓の満足感も体の温まり方もまるで変わったんです。

スープは難しそうに見えて、実は市販のだしや缶詰を使えば初心者でも失敗しにくい料理です。鍋ひとつで作れて、野菜もたっぷり摂れます。

この記事では、簡単な定番から少し本格的なものまで、キャンプで作りやすいスープを8品そろえました。作り方のコツや、残ったスープの保温・持ち運びまでまとめています。

気になる一杯から、気軽に試してみてください。

この記事でわかること
  • キャンプでおいしいスープを作る基本のコツ
  • 簡単な定番から本格派まで、体が温まるスープ8品の作り方
  • 冬の朝・夏の夜・ソロ・ファミリーなどシーン別の選び方
  • 残ったスープの保温と持ち運び(スープジャー活用)

まずは8品を一覧で見比べてみましょう。気になるスープ名をタップすると、その作り方へ移動できます。

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スープ 調理時間 難易度 温まり度 向くシーン
ウインナーと野菜のコンソメ 約15分 やさしい 初心者の最初の一杯・ファミリー
コーンスープ 約10分 やさしい 子ども・朝食
豆腐チゲスープ 約20分 ふつう 冬キャンプ・お酒のお供
野菜たっぷりミネストローネ 約25分 ふつう 野菜不足の解消・ファミリー
クラムチャウダー 約25分 ふつう 満足感重視・寒い日
白菜とベーコンのカレー風味 約15分 やさしい 火を使うだけ・体を温めたい朝
ポトフ 約30分 ふつう 冬の煮込み・グループ
手羽元のサムゲタン風 約40分 中級 寒い夜・滋養をつけたい時

※調理時間と難易度は2人前を作る場合の目安です。火力や具材で前後します。

キャンプスープ作りの基本|失敗しないコツ

キャンプでおいしいスープを作るコツは、市販のだしを上手に使い、灰汁を取りながら煮込みすぎないことです。具材を同じ大きさに切り、火の通りをそろえれば、初心者でも安定した一杯に仕上がります。まずは押さえておきたい3つのポイントから見ていきましょう。

市販のだしの素を活用する

固形や顆粒のスープの素を使えば、お湯に溶かすだけで味のベースが決まります。具材の野菜や肉、魚介からも旨味が出るので、だしは入れすぎないのがコツです。素材の味を活かすつもりで、少し控えめから調整すると失敗しにくくなります。

具材は同じ大きさに小さめに切る

野菜や肉は同じくらいの大きさにそろえると、火の通りが均一になります。さらに小さめに切れば火が早く通り、限られた燃料でも短時間で仕上がります。煮込み時間を短くしたい朝などは、特に効いてくる切り方です。

煮込みすぎず灰汁を取る

加熱中に出る灰汁をこまめにすくうと、味も見た目もすっきりします。必要以上にかき混ぜると具材が崩れ、スープが濁ってしまうので注意したいところ。沸騰させ続けず、弱めの火でコトコト煮るのが、澄んだスープのコツです。

深さのあるクッカーがひとつあると、煮込みもよそうのもぐっとラクになります。お湯を沸かすだけのケトルより、深型のクッカーのほうがスープには向いています。ごはんも炊きたい人は、メスティンの使い方をまとめた記事もどうぞ。

\ 煮込みもよそうもラクな深型クッカー /

ウインナーと野菜のコンソメスープ|初心者の最初の一杯

切って煮て、コンソメを入れるだけ。包丁とまな板さえあれば、キャンプ料理がはじめての人でも失敗しにくい一杯です。ウインナーの旨味が出るので、特別な味付けがいりません。子どもと一緒に作りやすいのも魅力です。

調理時間 約15分/難易度 やさしい/2人前

ウインナーと野菜のコンソメスープ キャンプの初心者向け一杯

材料(2人前)

ウインナー 4本
キャベツ 2枚
にんじん 1/3本
玉ねぎ 1/4個
水 500ml
固形コンソメ 1個
塩こしょう 少々

作り方

  1. キャベツ、にんじん、玉ねぎを一口大に切る
  2. 鍋に水と野菜を入れて火にかける
  3. 野菜が柔らかくなったらウインナーと固形コンソメを入れる
  4. ひと煮立ちさせ、塩こしょうで味をととのえる

ワンポイント|ウインナーは切らずに丸ごと入れると、食べたときに旨味があふれます。野菜は冷蔵庫の余りもので十分です。

コーンスープ|子どもも喜ぶやさしい甘さ

コーンクリーム缶と牛乳で作る、やさしい甘さのスープです。火にかけて温めるだけなので、寒い朝の一杯にぴったり。子どもにも喜ばれ、パンとの相性も抜群です。缶を使えば失敗のしようがありません。

調理時間 約10分/難易度 やさしい/2人前

なめらかな黄色のコーンスープ 子どもも喜ぶキャンプの朝食

材料(2人前)

コーンクリーム缶 190g
牛乳 200ml
水 100ml
バター 10g
塩こしょう 少々
パセリ 適量(あれば)

作り方

  1. 鍋にコーンクリーム缶と水を入れて温める
  2. 牛乳を加え、弱火でゆっくり温める
  3. バターと塩こしょうで味をととのえる
  4. 器に注ぎ、好みでパセリを散らす

ワンポイント|牛乳は沸騰させると分離しやすいので、弱火が安心です。生クリームを少し足すと、ぐっと濃厚な味わいになります。

豆腐チゲスープ|ピリ辛で体が芯から温まる

キムチとコチュジャンのピリ辛が、冷えた体を芯から温めてくれる一杯です。豚肉の旨味とごま油の香りで、ごはんもお酒も進みます。辛さは調味料の量で自由に調整でき、冬キャンプの定番にしたくなる味です。

調理時間 約20分/難易度 ふつう/2人前

アルミ鍋で湯気の立つ豆腐チゲスープ 冬キャンプの定番

材料(2人前)

豚ロース(薄切り) 100g
白菜キムチ 80g
長ねぎ 1/2本
ニラ 6本
木綿豆腐 1/4丁
水 400ml
ごま油 15ml

<調味料>
日本酒 30ml
醤油 10ml
コチュジャン 20ml

作り方

  1. 調味料を混ぜ合わせておく
  2. 豚ロースと野菜、豆腐を好みのサイズに切る
  3. 鍋にごま油を入れて熱する
  4. 豚肉、キムチの順に入れて炒める
  5. 全体がなじんだら水を注ぐ
  6. 沸騰したら調味料を入れる
  7. 残りの具材をすべて入れて煮立たせる

ワンポイント|豚ロースの代わりに脂身の多い豚バラを使うと、コクが増します。仕上げに卵を落としてひと煮立ちさせるのもおすすめです。

野菜たっぷりミネストローネ|彩り豊かな満腹スープ

トマトの酸味と野菜の甘みが溶け合う、彩り豊かなスープです。具だくさんで食べ応えがあり、不足しがちな野菜をまとめて摂れます。パスタを少し加えれば、これ一品でお腹も満たせる主役級の一杯になります。

調理時間 約25分/難易度 ふつう/2人前

野菜たっぷりの赤いミネストローネ キャンプのスープ

材料(2人前)

ベーコン 2枚
にんじん 1/4本
ズッキーニ 1/4本
玉ねぎ 1/6個
にんにく 1/2片
オリーブオイル 適量
ローリエ 1枚

トマト水煮缶 200ml
水 400ml
固形スープの素 1個
砂糖 少々
塩こしょう 少々

作り方

  1. ベーコンは1cm幅、にんにくはみじん切りにする
  2. 残りの野菜を1cm角に切る
  3. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて熱する
  4. 玉ねぎ、ベーコン、にんじん、ズッキーニを入れて炒める
  5. 全体がなじんだらトマト缶を注ぎ、木べらでつぶす
  6. 水とローリエを入れて煮立たせる
  7. 固形スープ、砂糖、塩こしょうを加える
  8. 灰汁を取りながら具材に火を通す

ワンポイント|野菜は火の通りにくいものから順に炒めると、仕上がりが安定します。短いマカロニを加えると、子どもも喜ぶ食べ応えになります。

クラムチャウダー|濃厚クリームで満足感たっぷり

あさりの旨味と生クリームのコクが詰まった、濃厚で満足感の高いスープです。缶詰のあさりを使えば下処理がいらず、キャンプでも手軽に作れます。寒い日や、しっかり食べたい夜にうれしい一杯です。

調理時間 約25分/難易度 ふつう/2人前

あさりとじゃがいもの濃厚なクラムチャウダー キャンプのスープ

材料(2人前)

あさり(水煮缶) 小1缶
ベーコン 2枚
玉ねぎ 1/6個
ジャガイモ 1/4個
にんじん 1/4本
バター 15g

牛乳 300ml
白ワイン 50ml
生クリーム 50ml
塩こしょう 少々
パセリ粉 適量

作り方

  1. ベーコンを1cm幅、野菜を1cm角に切る
  2. 鍋にバターを入れて溶かす
  3. ベーコンと野菜をすべて入れて炒める
  4. 全体がなじんだら、あさりと白ワインを入れる
  5. ひと煮立ちさせ、牛乳を加える
  6. 煮立たせないよう弱火で煮る
  7. 塩こしょうで味をととのえる
  8. 器に入れ、パセリ粉をかける

ワンポイント|牛乳と生クリームは煮立てると分離します。火を弱め、温める程度にとどめると、なめらかな口当たりになります。

白菜とベーコンのカレー風味スープ|火を使うだけの簡単

切った具材を鍋に入れ、火にかけてカレー粉を加えるだけ。炒める手間がいらず、後片付けもラクな手軽さが魅力です。スパイスの香りで食欲が増し、体もしっかり温まります。忙しい朝の一杯にも向いています。

調理時間 約15分/難易度 やさしい/2人前

白菜とベーコンのカレー風味スープ 火を使うだけの簡単キャンプ飯

材料(2人前)

白菜 2枚
ベーコン 3枚
玉ねぎ 1/4個
水 400ml

<調味料>
カレー粉 大さじ1
スープの素(顆粒) 小さじ1
醤油 少々
塩こしょう 少々

作り方

  1. 調味料を混ぜ合わせておく
  2. 白菜を一口サイズ、ベーコンを1cm角に切る
  3. 玉ねぎを薄切りにする
  4. 鍋に白菜、玉ねぎ、ベーコンを入れて水を注ぎ、蓋をする
  5. 沸騰したら調味料を加える
  6. 火にかけながら全体に味をなじませる

ワンポイント|白菜は煮るとかさが減るので、多めに入れても大丈夫です。仕上げに溶けるチーズを加えると、まろやかでコクのある味に変わります。

ポトフ|大きな野菜とソーセージの煮込み

大きめに切った野菜とソーセージをコトコト煮込む、見た目も豪華なスープです。素材の甘みがじっくり溶け出し、シンプルな味付けでも満足感があります。グループや冬の夜に、鍋を囲んで食べたい一杯です。

調理時間 約30分/難易度 ふつう/2人前

焚き火の鍋で煮込む野菜とソーセージのポトフ キャンプのスープ

材料(2人前)

ソーセージ 4本
じゃがいも 1個
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2個
キャベツ 1/4個
水 600ml
固形コンソメ 2個
ローリエ 1枚
塩こしょう 少々

作り方

  1. 野菜を大きめに切る
  2. 鍋に水、野菜、ローリエを入れて火にかける
  3. 煮立ったら固形コンソメを加える
  4. 弱火で野菜が柔らかくなるまで煮込む
  5. ソーセージを加えて温める
  6. 塩こしょうで味をととのえる

ワンポイント|野菜は大きいほど煮崩れしにくく、見栄えもよくなります。粒マスタードを添えると、味の変化が楽しめます。

手羽元のサムゲタン風スープ|寒い夜に効く滋養スープ

鶏の手羽元をじっくり煮込む、参鶏湯(サムゲタン)をイメージした滋養スープです。骨つき肉から濃いだしが出て、米を入れればおかゆのようにお腹も満たせます。冷え込む夜や、疲れた体をいたわりたい時にぴったりです。

調理時間 約40分/難易度 中級/2人前

鶏手羽元のサムゲタン風スープ 寒い夜に効く滋養スープ

材料(2人前)

鶏手羽元 6本
長ねぎ 1本
しょうが 1片
にんにく 2片
米 大さじ2
水 800ml
ごま油 少々
塩こしょう 少々

作り方

  1. 手羽元、米、薄切りのしょうが、にんにくを鍋に入れる
  2. 水を注いで火にかけ、煮立ったら灰汁を取る
  3. 弱火にして40分ほど煮込む
  4. ぶつ切りにした長ねぎを加える
  5. 塩こしょうで味をととのえる
  6. 仕上げにごま油をたらす

ワンポイント|煮込み時間は長めですが、火加減を弱くして放っておくだけです。米を多めに入れると、雑炊のように仕上がり朝食にもなります。

シーン別スープの選び方|冬の朝・夏の夜・ソロ・ファミリー

同じスープでも、季節やメンバーで向き不向きがあります。冷え込む朝はすぐ作れて体が温まるもの、夏の夜は軽めのもの、ファミリーなら子どもが喜ぶ味を選ぶと、満足度がぐっと上がります。

冬の朝は温まりやすさと手早さで選ぶ

冷え込む朝は、短時間で作れて体が芯から温まるスープが向いています。白菜とベーコンのカレー風味や、コンソメスープなら火を使うだけで仕上がります。前日の残りを温め直すのも、忙しい朝には賢い選び方です。

夏の夜は軽め、ファミリーは子ども目線で

夏でも夜は意外と冷えるので、コーンスープのような軽めの一杯がほっとします。ファミリーキャンプなら、辛くない甘めのスープや具だくさんのミネストローネが定番。辛いチゲは大人用に取り分けてから味を足すと、家族みんなで楽しめます。

キャンプでのスープの保温と持ち運び|スープジャー活用

作ったスープを温かいまま楽しむには、スープジャーが頼りになります。朝に仕込んで昼まで保温したり、自宅で下ごしらえした具を持ち込んだりと、調理の手間を現地で減らせます。残ったスープの持ち帰りにも便利です。

スープジャーに温かいスープを注ぐ様子 キャンプの保温と持ち運び

とくに荷物を減らしたいソロや、調理時間を短くしたい朝のキャンプでは、保温できる容器がひとつあると行動の幅が広がります。熱いスープを入れても扱いやすい、口の広いタイプが使いやすいです。

\ 朝に仕込んで昼まで温かいスープジャー /

キャンプスープのよくある質問

スープ作りでよく寄せられる疑問をまとめました。気になるところから読んでください。

Q1. 初心者が最初に作るならどのスープがいいですか?

切って煮るだけのウインナーと野菜のコンソメスープが無難です。ウインナーから旨味が出るので味が決まりやすく、特別な調味料もいりません。火を使うだけの白菜とベーコンのカレー風味も、はじめての一杯に向いています。

Q2. スープは前日に作り置きできますか?

多くのスープは前日に作って冷蔵し、現地で温め直せます。クリーム系は分離しやすいので、牛乳や生クリームは現地で加えると安心です。気温の高い時期は、保冷をしっかりして食中毒を防いでください。

Q3. スープを温かいまま持ち運ぶ方法はありますか?

スープジャーを使えば、数時間は温かさを保てます。朝に作って昼に飲んだり、登山やハイキングに持ち出したりと活躍します。熱いうちに入れ、フタをしっかり閉めるのが保温のコツです。

Q4. ガス缶はどれくらい使いますか?

2人前のスープを1品作る程度なら、ガスの消費はごくわずかです。煮込み時間が長いポトフやサムゲタン風でも、弱火でコトコト煮れば燃料は大きく減りません。長時間の煮込みは、風防を使うと火力のロスを抑えられます。

Q5. 残ったスープはどう処理すればいいですか?

残り汁を地面や川に流すのはマナー違反です。スープジャーや密閉容器に移して持ち帰るか、具とともに食べきるのが基本になります。多くのキャンプ場では生活排水を流せないので、出る量を見越して作る量を決めてください。

Q6. 包丁やまな板がなくても作れますか?

カット済みの野菜やコーン缶、あさり缶を使えば、刃物なしでも作れます。ウインナーやベーコンは手でちぎっても十分です。自宅で具材を切って持ち込めば、現地は煮るだけになり後片付けもラクになります。

Q7. スープに合う主食はありますか?

パンやバゲットはクリーム系やコンソメ系と相性がよく、ごはんはチゲやカレー風味に合います。ミネストローネに短いパスタを足すと、これ一品で主食を兼ねられます。残ったスープにごはんを入れて雑炊にするのもおすすめです。

Q8. 深型クッカーと普通の鍋、どちらがいいですか?

スープには深さのある容器が向いています。深型のクッカーなら吹きこぼれにくく、煮込みもよそうのもスムーズです。浅いフライパンしかない場合は、量を控えめにして火加減を弱めると作りやすくなります。

まとめ|キャンプのスープで食卓と体を温める

キャンプのスープは、市販のだしや缶詰を上手に使えば、初心者でも失敗しにくい料理です。切って煮るだけの簡単なものから、じっくり煮込む本格派まで、シーンに合わせて選んでみてください。一品あるだけで、食卓の満足感も体の温まり方も大きく変わります。

残ったスープはスープジャーで持ち帰り、翌朝に温め直すのもキャンプならではの楽しみです。まずは作りやすい一杯から、気軽に試してみてください。

スープ選びの結論
  • はじめての一杯 → ウインナーと野菜のコンソメ/白菜とベーコンのカレー風味
  • 子ども・朝食 → コーンスープ
  • 冬に体を温める → 豆腐チゲ/手羽元のサムゲタン風
  • しっかり食べたい → クラムチャウダー/ポトフ/ミネストローネ

スープのほかにメインのおかずもそろえるなら、スキレットを使った料理と組み合わせると、食卓がいっそう豊かになります。

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