【初心者BBQのやり方】バーベキューの「基本とコツ」,この道具をそろえて超簡単に!

キャンプの楽しみといえば、もちろん定番のバーベキュー。

火を起こして調理を始めれば、キャンプの雰囲気も気分も最高潮!

野外で食すキャンプ料理の味は、本当に格別のものです。

バーベキュー(BBQ)を始めたいけど、基本的なやり方やコツを知っておきたい初心者の方は多いです。

当ページでは、まだバーベキューに慣れていない初心者の方に、

 

  • バーベキューで使用する道具
  • バーベキューの「基本とコツ」

 

をご紹介します。

当ページでは、食事のメニューやレシピ、食材の事前買い出しや下ごしらえについては触れません。

事前に食材の準備が整っていることを前提に、まずはバーベキューのやり方、「基本とコツ」からお伝えしていきます。

 

バーベキューで使用する道具(アイテム,グッズ)

バーベキュー道具アイテムグッズ

初心者にBBQのやり方をわかりやすく、ここでは2点お伝えします。

 

  1. バーベキューに必要な道具
  2. 炭火を起こすための道具

 

バーベキューの際に「必要な道具」と、初心者には少しハードルの高い「炭火の起こし方」をご紹介します。

 

バーベキューの道具|まずはこれだけ揃えたらOK!

バーベキューの道具は、種類が多く値段もピンキリです。

ここでは、初心者がバーベキューを始めるにあたって最低限必要なものをお伝えします。

揃えるものは、下記8つのに分類できます。

 

バーベキューに必要な道具
  1. 焼くための道具
  2. 火起こし用の道具
  3. 調理器具
  4. 保冷ボックス
  5. 飲食用の道具
  6. 後片付け用の道具
  7. その他アイテム
  8. バーベキューにあれば便利なアイテム

 

「7.その他アイテム」「8.バーベキューにあれば便利なアイテム」については、あなたのバーベキュースタイルに応じて持参してみて下さい。

1.焼くための道具

バーベキュー焼くための器具

バーベキューをする際に絶対に欠かせないのが、肉や魚などを焼くための「バーベキューコンロ・グリル」です。

「バーベキューコンロ・グリル」は、サイズや形状も種類が多く、いろんなメーカーから発売されています。

 

スタンダードな「コンロ・グリル」や、卓上に置いて使う「コンロ・グリル」をはじめとして、焚き火台として使えるタイプなど実に多種多様です。

使用する人数や、自分のキャンプスタイルによって選ぶべきバーベキューコンロ・グリルは変わってきます。

 

あなたのキャンプスタイルに合わせて考えていきましょう。

大きく5つのスタイルを考えます。

 

  • 立って数人で食べる立食形式
  • 卓上に設置し座って食べる形式
  • 焚き火台として併用するソロキャンプ形式
  • 大人数に最適なパーティー形式
  • 用意不要の使い捨て形式

 

立って数人で食べる立食形式

バーベキューコンロ

4人前後くらいの複数人グループでバーベキューをする場合には、立って話をして楽しみながら食べるスタイルも多いでしょう。

その場合、グリル台に脚がついたある程度背丈のあるタイプをチョイスしましょう。

バーベキューグリルの中でもスタンダードなタイプではありますが、脚部分が伸縮式になっていて高さの調整が出来るものもあります。

卓上に設置し座って食べる形式

卓上バーベキューコンロ

座ってゆっくりとバーベキューをしたいときには卓上バーベキューコンロ・グリルが最適です。

地面に直接コンロを置いてやるか、ローテーブルの真ん中に置くといいでしょう。

一般的な高さのテーブルだと、結局は立たないと食べられないので地面に置きたくないときはローテーブルを持っていきましょう。

焚き火台として併用するソロキャンプ形式

焚き火台バーベキューコンロ

「バーベキューも焚き火もしたい!」

そんなときには、1台の焚き火台でバーベキューまでできてしまう兼用コンロを選ぶといいでしょう。

網を載せるとバーベキューができ、ゴトク(網や鍋を置く器具のこと)や網を外すと焚き火台に様変わりします。

大人数に最適なパーティー(ガーデン)形式

ガーデンバーベキューコンロ

パーティーやガーデンバーベキューなど、大人数に最適な大型の「バーベキューコンロ・グリル」です。

大型のため、移動するのがたいへんなので、ホームパーティーなど移動しなくてもよいバーベキューにおすすめです。

燃料も多く使うので、少人数では勿体ないので人数に合ったコンロを選択しましょう。

用意不要の使い捨て形式

使い捨てバーベキューコンロ

  • お試しでバーベキューをしてみたい
  • 炭起こしや後片付けが面倒くさい

 

そんな人におすすめなのがインスタント(使い捨て)コンロ

着火するだけで簡単にバーベキューが楽しめ、最後は使い切りでゴミとして捨てるので、面倒な後片付けをする必要がないのが最大のメリットです。

たくさんの食材を焼くには炭が足りなかったり、火力調整などの融通は効かないので「お試し」や「ソロ」向けになります。


 

どれも一長一短ありますが、少人数なら「焚き火台として併用するソロキャンプ形式」のコンロが使い勝手がいいです。

2~3人なら問題なくバーベキューをすることも出来ますし、なんならテーブルも必要なくなります。

最近のバーベキューコンロ・グリルは安価で性能もいいのが多いです。

慣れないうちは、高価なものは購入しないようにしましょうね。

2.火起こし用の道具

火起こし用器具

初心者の最初の難関といってもいい「火起こし」のやり方。

火起こしでつまずく初心者の人は多いです。

逆にできてしまえば、とても頼りにされるのもこの「火起こし」です。

ここでは、「火起こし」に必要な道具を5つリストアップします。

「火起こしのコツ」も後述してるので参考にして下さい。

 

  • 木炭
  • 炭用トング
  • 着火剤、新聞紙など
  • 軍手
  • ライター、マッチ、点火棒

 

木炭

バーベキュー木炭

備長炭などの効果な炭もありますが、最初はネットやホームセンターに売っている安価な炭でOKです。

「火の付き具合」「火の持ち」「味」にこだわりがあれば少し高めの木炭にするといいかもしれません。

炭用トング

炭用トング

トングは、「炭用」と「焼き用」の2本必要です。

炭用専用の火ばさみがありますが、初心者のうちは、100均に売っているトングを2本購入し、うち1本を炭用トングとして使用して下さい。

バーベキューの途中で、どっちが「炭用」と「焼き用」のトングか分からなくなる事があるので、形の違うトングを2個購入するのもいいですね。

着火剤、新聞紙など

着火剤
着火剤

炭に火をつけるときに必要になるのが着火剤などの助燃剤。

ライターやマッチだけで木炭を着火させるのは至難の業です。

着火剤の代用品として、

 

  • 牛乳パック
  • ポテトチップス
  • 松ぼっくり
  • 杉の葉や小枝
  • 新聞紙
  • 割りばし

 

など多様なやり方がありますが、初心者は着火剤一択です。

着火剤は100均で購入でき、問題なく使えるのでわざわざ高額の着火剤を購入する必要はありません。

時短にもなるのでオススメです。

着火のやり方は、後述しているので参考してみて下さい。

軍手

バーベキュー軍手

軍手が必要になるのは主に、

 

  • 木炭の補充
  • 焼き場の熱軽減

 

です。

木炭は「炭用トング」を使用してもいいのですが、軍手なら素早く簡単に補充することができます。

軍手を付けたり外したりするのが面倒な人は「炭用トング」を使ってください。

何より焼き場担当は軍手があった方がいいです。

遠赤外線がジワーっと熱くてたまりません。

「焼き用トング」が熱であつくなる事も多く、火傷の恐れもあるので軍手は基本付けておいた方がいいかも知れません。

ライター、マッチ、点火棒

バーベキューライター
バーベキューマッチ
点火棒ライター

ライターやマッチで直接、木炭に着火できればいいのですが難しいです。

着火剤や新聞紙などの、助燃剤に火をつけるために必要になります。

バーベキュー向きなのは点火棒(着火ライター)です。

点火棒やライターも100均で揃える事ができます。

 

3.調理器具

バーベキュー調理

バーベキューの食材を調理するために最低限必要なのが下記3つです。

 

  • 包丁
  • まな板
  • 焼き用トング

 

包丁

事前に野菜をカットしていったり、切る必要のないお肉を準備することで、包丁・まな板は使わなくなります。

バーベキューの途中で食材を買い足したりすると必要になるので、基本的に大人数の際は準備しておいた方がいいでしょう。

まな板

包丁同様、事前準備が完璧なら必要ありませんが、焼いたお肉や野菜などをカットするにはあれば便利です。

バーベキューは基本的に暖かい時期にやる事が多いので、衛生面で抗菌のまな板を準備しましょう。

焼き用トング

40センチくらいの長めのトングを用意することで、バーベキューの遠赤外線熱を軽減する事ができます。

トングが短すぎると、とても手が熱くなるので注意が必要です。

4.保冷ボックス

バーベキュー保冷ボックス

用意をした食材が傷んだり、アルコールがぬるくなってしまうと、せっかくのバーベキューが台無しです。

食材を美味しく頂くには保冷ボックスは欠かせません。

最低限、保冷に必要な物は下記3つとなります。

 

  • クーラーボックス
  • 保冷剤

 

クーラーボックス

長時間保冷でき、できるだけ軽量のものがいいですね。

大量の食材を入れる大きなクーラーボックスなら、タイヤ付の転がせるものかキャリーカートがあれば便利です。

私が使用した中で、とてもオススメできるのが「LOGOS ハイパー氷点下クーラー」です。

初心者にわかりやすくレビューしているので参考になさってください。

⇒ハイパー氷点下クーラーのレビューはこちら

保冷剤

バーベキュー保冷剤

食材を保冷するためにはクーラーボックスだけでは冷えません。

保冷剤や氷が必要になります。

 

■保冷剤のメリット

  • 氷よりも保冷時間が長く、食材が水浸しにならない。
  • 再利用ができる。

■保冷剤のデメリット

  • 再利用時、持ち帰る必要があるため荷物になる。

バーベキュー氷

保冷剤の代わりになるのが氷です。

スーパーで無料で貰える氷は溶けやすいので、できるだけブロックの氷を用意すると保冷が長持ちします。

 

■氷のメリット

  • バーベキューが終わったら捨てられるので、荷物の軽減になる。
  • 飲料用の氷として使える。

■氷のデメリット

  • 保冷剤よりも早く溶け、水が漏れて食材が水浸しになることがある。

 

筆者の経験上、プラスティック系のハードクーラーボックスよりも、ハイパー氷点下クーラーの様なソフトクーラーの方が長持ちします。

ハードクーラーボックスは衝撃に弱く、取っ手やタイヤが破損して引っ張れなくなったりします。

もちろん私の使い方に問題があるかも知れないですが、少しでも購入の参考になればうれしいです。

5.飲食用

バーベキュー飲食

バーベキューを頂くために最低下記4つの物が必要となります。

「おしゃれに」「便利に」と考えるとたくさんの物を揃えなければなりません。

ナイフやフォーク、スプーンなどはお好みで準備をして頂ければいいと思います。

 

  • コップ
  • お箸
  • 塩コショウ醤油など調味料

 

バーベキュー皿

お皿は、「プラスティック・ステンレス系」「割れ物系」「使い捨て」の3つ分かれます。

おしゃれや統一感を気にしないのであれば、「使い捨て」の紙皿が使い勝手がいいと思います。

「使い捨て」以外を使用するときは、前述した通り、お皿にラップを撒くことで汚れを軽減することもできます。

また、風の強いときに紙皿を使うとぶっ飛んでしまうことも多々あるので注意が必要です。

コップ

バーベキューコップ

コップもお皿同様、「プラスティック・ステンレス系」「割れ物系」「使い捨て」の3つ分かれます。

「使い捨て」の紙コップが荷物軽減にもなり便利ですが、カラの紙コップは風に飛ばされる事が多いので注意が必要です。

お箸

バーベキューお箸

お箸もお皿やコップ同様、おしゃれや統一感を気にしないのであれば、使い捨て割りばしで十分です。

また、荷物や洗い物軽減や、助燃剤にもなります。

割りばしはSDGsには反しているように思いがちですが、実はプラスティック系を使う方が良くないんです。

塩コショウ醤油など調味料

バーベキュー調味料

バーベキューに必要な調味料は、レシピによります。

お肉や野菜を焼くだけなら、マストは「塩」「こしょう」の2つです。

それだけでは物足りないなら、「焼肉のタレ」や「ポン酢」を持参して下さい。

また、魚介を焼くときは「醤油」があれば美味しかったり、「ガーリックパウダー」があれば味変できたり、、。

好みやレシピによりますが、マストは「塩」「こしょう」と覚えておきましょう。

6.後片付け用

バーベキュー後片付け

楽しいバーベキューも後片付けが大変です。

ゴミの仕分けなど、事前準備をちゃんとしておく事で、後片付けも軽減する事ができます。

後片付けに必要となる下記5つのアイテムは準備しておきましょう。

 

  • アルコール除菌シート(ウエットティッシュ)
  • キッチンペーパー
  • 洗剤&スポンジ
  • ビニール(ゴミ)袋
  • タオル(ふきん)

 

アルコール除菌シート(ウエットティッシュ)

バーベキューウエットティッシュ

アルコール除菌シートかウエットテッシュで、最後の拭き上げをしたり、服や体に付いてしまったタレや炭などを拭くのに便利です。

濡れタオルでもいいですが、乾燥してしまったり、足元を拭いた後に服を拭いてしまったり、、。

アルコール除菌シートかウエットテッシュなら、使い捨てなので衛生面でも問題ありません。

ポイントを拭くのにすごく便利です。

キッチンペーパー

バーベキューキッチンペーパー

BBQは脂性の汚れが多いので、キッチンペーパーでサっと拭くのにとても便利です。

テッシュよりは厚手なので、多少の水分ならしっかりと吸収してくれます。

タオルや雑巾でもいいのですが、拭いたあとすぐ洗えない場合は、乾燥してぷ~んと臭いがするときも、、。

さらに汚れた食器類にも使えるので、後片付けの時短にもなります。

しかも使った後は、バーベキューグリル・コンロで燃やしてしまえば燃料にもなり、ゴミも軽減できます。

洗剤&スポンジ

バーベキュー洗剤&スポンジ

洗い場があることが前提ですが、洗剤もスポンジも100均で揃えることができます。

洗って帰ることで、自宅に戻ってからの後片付けの時短になります。

洗い場が無いからといって川や湖で洗うのは環境破壊になるのでやめましょう。

ビニール(ゴミ)袋

バーベキューゴミ袋

ビニール袋は、残った食材を入れたり、使用済の食器類を入れたり、ゴミ袋にしたりと大活躍です。

バーベキュー場にゴミを破棄できればいいのですが、持ち帰るのが主流です。

バーベキューの最初に、誰がゴミを持ち帰るのか確認しておきましょう!

その理由は、後述しているので必ず読んで確認して下さい。

知っているか知らないかで、かなりの後片付けの時短に繋がってきます。

タオル(ふきん)

バーベキュータオル

バーベキュー中から、バーベキューの後片付けまで終始活躍するのがタオルです。

ポイントならウエットティシュでもいいですが、テーブルなど全体を拭き上げるのに、タオルはとても便利です。

汚れを分散しないように、2枚のタオルを「雑巾」と「おしぼり」みたいに使い分けるといいでしょう。

マイクロファイバータオルなら、洗剤なしで油分を拭きとってくれます。

7.その他アイテム

バーベキューアイテム

その他アイテムを11個ご紹介します。

ここからは、人によっては不必要なものが含まれます。

あなたのバーベキュースタイルで「必要」「不要」を判断して下さいね。

 

  • テーブル&イス
  • タープ、テント
  • レジャーシート
  • ラップ
  • トイレットペーパー
  • スマホ充電バッテリー
  • 日焼け止め
  • 虫除け、かゆみ止め
  • 薬や救急医療品セット
  • 2L水
  • 手洗い石けん

 

テーブル&イス

バーベキューテーブル&イス
バーベキューローテーブル

人数にもよりますが、テーブルは1つとイス(チェア)は人数分あったほうがいいでしょう。

座りながらバーベキューをする場合は、ローテーブルを用意すると便利です。

テーブルとイスが設置されているバーベキュー場もあるので、事前に確認することで荷物を減らすこともできます。

タープ、テント

バーベキュータープテント

次のような場合は、タープもしくは日よけテントが必要になります。

 

  • 直射日光が苦手な人がいる
  • 日陰で保冷しておく食材や荷物が多くある
  • 熱中症対策をしておきたい
  • 小さなお子さんや女性が参加している

 

大きな木の陰を利用することもできますが、他の利用者に取られてしまうこともあります。

大小問わず、テントかタープを用意しておくと何かと便利な道具です。

レジャーシート

バーベキューレジャーシート

レジャーシートは荷物置きや、疲れたときに横になるのに必要です。

 

  • 大人数ならタープの下にシートを敷く
  • 少人数ならテントをレジャーシート代わりに利用する

 

など、荷物の多さや参加人数で必要か判断をして下さい。

ラップ

余った食材を持って帰るときや、お皿にラップをまいて何度も洗わずに使用できるようします。

使い捨ての紙皿を使うならラップをお皿にまく必要はありません。

トイレットペーパー

タオルやキッチンペーパーの代わり・・・ではなく、キャンプ・バーベキュー場に常設されているトイレにペーパーが無いときがあります。

念の為に持参しておくことで、少しだけ安心できます。

さらに、テーブルにトイレットペーパーが置いてある景観は良くないですが、キッチンペーパーやティッシュの代わりにもなります。

スマホ充電バッテリー

たとえ普通のバーベキューだとしても、どんなイレギュラーが起こるかわかりません。

オートキャンプなら車内充電器を用意すればいいですが、バイクや電車だとそうはいきません。

大半は使わないですが、あれば安心する基本アイテムの一つです。

日焼け止め

ずっと外にいると、曇りでもそこそこ日焼けしてしまいます。

だからと言って、日焼けしたくないからずっとタープやテントに入っているのは勿体ないです。

お日様が出ている出ていない関係なく、日焼けをしたくない人は日焼け止めを塗っておくことをおすすめします。

また、同じ場所にずっと座っていると、体の半面だけ日焼けする事があるので注意して下さいね。

虫除け、かゆみ止め

キャンプやバーベキューに虫はつきもの。

 

  • 夏場だと、アブやブユ対策
  • 秋口だと、ハチ対策

 

の虫除けがあればいいです。

蚊は日光が出ている昼間は気温が高すぎて出てきません。

夕方以降、涼しくなってから出てくるので夜まで楽しむなら蚊の対策も必要となります。

薬や救急医療品セット

急な腹痛・下痢、ちょっとした怪我や災害などの、非常時に備えて救急医療品を揃えておくと安心です。

特に小さなお子様が参加されるなら用意をしておきたいですね。

あれば安心救急医療品リスト

  • 消毒液
  • ばんそうこう
  • 包帯
  • 毛抜き(虫針対策)
  • ポイズンリムーバー
  • 胃腸薬

2L水

バ-ベキューをしている付近に、洗い場が無いときは、2Lのペットボトルを用意しておくと何かと便利です。

 

  • 手洗い用
  • 食器洗浄や後片付け
  • 飲料として

 

などに使用できます。

また、当日に使わなくても、後日違う用途で使用することができます。

洗い場などの水場があるときは、ウォータータンクがあれば何度でも給水できます。

水場で給水する際は、飲料水にするのは危険なのでやめておきましょう。

手洗い石けん

手洗い石けん、ハンドソープがあれば、

  • withコロナ
  • 食中毒

の対策になります。

固形の石けんの方がコンパクトに保管できるのでいいですね。

8.バーベキューにあれば便利なアイテム

バーベキュー便利アイテム

バーベキューに慣れてくると、「あれも欲しい」「これも欲しい」となってくるものです。

初心者のうちは上記で紹介した道具(アイテム)があればバーベキューを楽しめます。

ここでは、絶対に必要ではないけど、あれば簡単便利な5つの道具(アイテム)をご紹介します。

バーベキューに慣れてきたらぜひ使ってみて下さい。

 

  • バーベキュー用厚アルミホイル
  • BBQメッシュマット
  • 火消壺(つぼ)
  • 火起こし器(BBQスターター)
  • キャリーワゴン(カート)

 

バーベキュー用厚アルミホイル

画像のように、木炭の下にアルミホイルを敷くことで後片付けがとても簡単になります。

木炭が冷めたあとは、アルミホイルと分別し丸めてポイッ。
※自治体によっては、分別不要の地域もあります

バーベキューコンロ自体の汚れも軽減できるため、時短したい人にはおすすめです。

BBQメッシュマット


出典:Lightton

メッシュマットを焼き網の上に敷くだけです。

網に食材がくっつかず、魚の身や焼きおにぎりの型崩れもしません。

メッシュマットの目が小さいので、鉄板の代わりにもなり、なんと焼きそばや目玉焼きもできてしまいます。

そして何より、焼き網の汚れを軽減でき、メッシュマット自体のお手入れも簡単です。

まずは安価に試してみたいなら、100均にも売っているのでチャレンジして下さいね。

火消壺(つぼ)

火消壺
出典:CAPTAIN STAG

火消壺があれば、後片付けが簡単(時短)になりますが、木炭が完全に冷めるまで居るなら火消壺は必要ありません。

以下メリットを感じる際は「火消壺」の購入も検討してみて下さい。

 

■メリット

  • 水を張る必要がなく後片付けが簡単
  • 壺に入れるだけなので安全に消火できる
  • 木炭を再利用できる(木炭の種類によります)

火起こし器(BBQスターター)

火を起こす際は「火起こし器」がとても便利で簡単・安全です。

初心者にあるあるの、木炭にやっと着火したけどすぐに消えてしまうという現象。

「火起こし器」は着火途中にうちわで仰いだり、助燃剤を足したりする必要はありません。

基本的に放置しておけば着火完了です。

少し荷物は増えますが、初心者だからこそあって便利なアイテムかもしれません。

また、「火起こし器」を使った“最強の着火方法(やり方)”を後述するので参考にしてみて下さい。

キャリーワゴン(カート)

キャンプキャリーカート

キャリーワゴン(カート)は、重い荷物やたくさんの荷物が一度に運べるとっても便利なアイテムです。

駐車場から、キャンプ・バーベキュー場まで荷物を運ばなければならない事も多いですよね。

さらに、一人で運ぶには重すぎる「クーラーボックス」や「タープ・テント類」などをストレスなく運べます。

あまり荷物を軽減することを考えなくてもよい便利アイテムです。

バーベキューに必要な道具リストまとめ

バーベキュー必要なものチェックリスト

バーベキューに必要な道具をたくさん紹介してきました。

最低限必要な道具(アイテム)をリストとしてまとめておきます。

チェックリストとして使用して下さい。

 

チェックリスト
  • バーベキューグリル・コンロ
  • 木炭
  • 炭用・焼き用トング
  • 着火剤
  • 軍手
  • 点火棒
  • うちわ
  • 包丁
  • まな板
  • クーラーボックス
  • 保冷剤or氷
  • コップ
  • お箸
  • 塩コショウ
  • アルコール除菌シート
  • 洗剤&スポンジ
  • ゴミ袋
  • テーブル&イス
  • レジャーシート

 

バーベキューの「基本とコツ」

バーベキューの基本とコツ

バーべキューの良さはなんと言っても、その簡単(手軽)さです。

 

  • 焼き台を用意して
  • 火を起こして
  • 食材を焼くだけ

 

の定番料理です。

しかしバーベキューをより楽しむために、知っておくべきこともあります。

バーベキューの「基本とコツ」さえ覚えておけば、より楽しく美味しいバーベキューが堪能できます。

難しいことではないので、この機会にぜひマスターしておきましょう!

焼き網には酢を塗っておく

食材を焼き始める前に、焼き網に「酢」を塗っておきましょう。

酢を塗ることで食材のタンパク質と反応をして、網にくっつきにくくなります。

酢の風味が食材に残ったりはしないので、味がおかしくなることもありません。

 

塗付のやり方でおすすめで簡単なのは「ハケ」で塗ることです。

用意が面倒であれば、ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどに浸して塗っても良いでしょう。

※メッシュマットでも同じような効果が期待できます

バーベキューは炭火で焼くと美味しさ倍増!

“バーベキューを炭火で焼くと美味しい”

今までに何度も耳にしたことでしょう。

聞くだけではなく、実際に食べてみて美味しいと実感したこともあると思います。

 

どうして炭火で焼くと美味しく感じるのでしょうか?

その答えは、遠赤外線の力によるものです。

 

炭の主となる成分は炭素です。

炭素が酸素と結びつき燃える事で、300℃以上の高温を発生させます。

遠赤外線はガス火などとは違い、熱線なので食材全体を直接的に効率よく加熱していきます。

 

炭火が美味しい理由
  • 素早く食材表面のタンパク質を焼き固めてくれる
  • 表面が焼き固まるので旨味である肉汁が逃げずに閉じ込められる
  • 熱が内部にほどよく伝わる

 

こういった過程の結果、表面はパリッとして中はふんわり焼き上がりつつ、大事な旨味も食材内部にしっかり残されます。

また炭から立ちのぼる煙りによっても、炭で燻した独特の風味が加わります。

 

せっかくバーベキューをするのであれば、ガスよりも炭火焼きにチャレンジしてみましょう。

炭火がもたらす感動的な美味しさで、楽しいキャンプがさらに盛り上がることでしょう。

炭の種類と特徴

まず炭は、白炭黒炭に大きく分けられます。

よく聞く名称かも知れませんが、白炭の代表格に「備長炭」があります。

白炭
白炭
黒炭
黒炭

 

備長炭は硬質な炭で、長時間にわたって安定した火力を発揮してくれます。

美味しい炭火焼きにも最高の炭なのですが、難点もあります。

 

それは、高級品であるため高価である点と、着火が初心者には難しいという点です。

せっかく高価な炭を入手して意気揚々と始めるも、なかなか着火できずに時間を浪費すると、せっかくの楽しいバーベキューも台無しです。

このようにならない為にも、初心者のうちは黒炭を利用する事をおススメします。

 

黒炭は、ホームセンターなどでもよく見かける炭で、クヌギやナラなどの木材が使われています。

私がよく使っている黒炭も、ご紹介しておきます。

炭火の起こしかた

炭火起こしは、慣れてくるまで少し難しいかもしれません。

とはいえ、心配は無用です!

 

炭火の着火方法は様々なアプローチ方法があります。

それぞれどんなやり方があるのか、下記6つの火起こし方法をご紹介します。

 

  • 焚き火に置いて火起こし
  • トーチバナーで火起こし
  • 着火剤で火起こし
  • 新聞紙で火起こし
  • 合わせ技で火起こし
  • ファイヤースターターで火起こし

 

焚き火に置いて火起こし

炭火

焚き火で燃えている薪の上に炭を置いて着火するやり方です。

キャンプの中では、焚き火をしていることも多いでしょう。

そこに必要量の炭を置いておくことで炭火起こしができます。

焚き火の薪の量、火力や配置に影響を受けるため、効率的とはいえませんが楽ではあります。

時間をかけても良いときなど、ゆとりを持ってやりましょう。

トーチバーナーで火起こし

炭火

トーチバーナーを使い、直接的に炭火をおこすやり方です。

可燃ガスの高火力で、直接熱して火を起こします。

トーチバーナーで熱しやすいようにするため、最初に炭を櫓状(やぐら)に組んでおきます。

炭を組むときに、組んでいる炭の内部に空気が入るように意識しましょう。

 

やぐら状に組む理由は、火の流れは下から上に広がるためです。

組んだ炭の内側から、上に向かって効率よく火が回るように組んでおきましょう。

可能であれば、2本のトーチバーナーで、左右から同時に熱を加えるとかなり早いです。

とはいえ普通は1本のみで、炭火起こしをすることが多いと思います。

その場合、その時にトーチバーナーを当てている箇所からしか熱が伝わりません。

 

ガスは高火力な反面、一気に熱することが出来る面積が小さいという難点があります。

そして炭が大きすぎると、時間がかかり過ぎることもあります。

1本のトーチバーナーで炭火起こしをする場合、少し小さめの炭から火を起こすのがコツです。

 

また、トーチバーナーの金属部分は超高温になります。

少し触れるだけでも火傷してしまうので、取り扱いには十分に注意してください。

 

着火剤で火起こし

炭火

着火剤(助燃剤)を使用して、炭火起こしをする方法です。

この方法は、初心者から上級者までよく使われている火起こしのやり方です。

安定した着火が望めるので、初心者の方は「着火剤」を使用した火起こしから始めるといいでしょう。

 

■着火剤を設置します。

炭火

 

■周りに炭をやぐら状に組んで着火します。

必要な炭の量に合わせて、使用する着火剤の量や、やぐら組みの大きさを変えましょう。

炭火

 

着火剤はいくつもの種類が存在します。

「固形タイプ」や「ジェルタイプ」といった違いや、原材料の違いなど様々です。

主な成分として、メチルアルコールや木材繊維、パラフィンワックスなどがあります。

 

着火剤の使用の際にも、火事や火傷に注意が必要です。

特に「ジェルタイプ」を使用して、つぎ足しをおこなう行為はとても危険です。

使用する着火剤の注意事項や使用方法を、正しく理解してから使いましょう。

 

新聞紙で火起こし

着火剤の代わりに、新聞紙を使った「火起こし」方法です。

不要な新聞紙を使うことで「火起こし」ができるので、コストが掛かりません。

 

新聞紙は薄くて燃えやすいため、火をつけるとあっというまに燃え尽きてしまいます。

短時間しか燃えないのであれば、とても炭火の火起こしはできません。

そこで、新聞紙に細工をしてみましょう。

炭火

■広げた新聞紙を、ざっくりと対角線に折ります。

炭火

■5cm幅くらいに、ひたすら折っていきます。

炭火

■最後まで織り込みます。

炭火

■折り終わったら、端を指で挟みます。

炭火

■挟んだ指に巻き付けるように、トグロ状に巻いていきます。

炭火

■これで細工は完成です。

炭火

同様にトグロ状に巻いた新聞紙を複数個作ります。

作った新聞紙を着火剤の代わりに設置し、周りに炭をやぐら状に組んで着火してください。

合わせ技で火起こし

いくつもの炭火起こしの方法をお伝えしてきましたが、それぞれ一長一短があります。

感覚をつかむまで、失敗もしてうまく「火起こし」できないかもしれません。

 

そこで私が普段やっている「炭火起こし」のやり方をお伝えします。

その方法はズバリ!

 

  • 着火剤
  • トーチバーナー
  • 火起こし器

 

この3つを使うというやり方です。

特に、「火起こし器」が重要で効率よく炭に火がいきわたります。

別名「チャコールスターター」とも呼ばれています。

 

底部には空気や炎を通す穴が開いていて、空気の上昇気流を発生させるための構造がなされています。

「8.バーベキューにあれば便利なアイテム」で紹介しているので参考にしてみて下さい。

 

手順
  1. 炭にジェルタイプの着火剤を塗っておく
  2. 火起こし器の底に、固形の着火剤を置く
  3. 火起こし器の中に、着火剤を塗った炭を綺麗に並べて入れる
  4. トーチバーナー炙って着火する

 

この手順が一番早く、楽な炭火起こしのやり方になります。

いくつものやり方を試しましたが、最終的にはこのやり方に落ち着きました。

ぜひ、あわせ技にもチャレンジしてみてください。

次点:ファイヤースターターで火起こし

ファイヤースターター

ファイヤースターター(火打ち石)はキャンプ向きですが、より自然を感じながら、「不便を楽しみたい」人はチャレンジしてみて下さい。

ファイヤースターターの「火起こし方法」は下記ページで詳しく解説しているので参考にして下さいね。

 

\初心者必見!/

 

バーベキューの後片付けの最大のポイントとは

バーベキュー後片付けポイント

楽しいバーベキューのあとには、とても面倒な後片付けがまっています。

時間を掛けて後片付けするのもいいですが、少しでも時短したい人のために、最大のワンポイントアドバイスをお伝えします。

それは、、

 

「バーベキュー開始前の準備を整える」

 

ということです。

例えば、

 

  • アルミホイルを敷いて火起こしすることでコンロが汚れにくい
  • メッシュマットを敷くことで焼き網が汚れにくい
  • 火消壺を使用して炭火消しを時短する
  • ゴミ袋を分別しておくことで破棄が簡単になる

 

など、後片付けを見越して準備をしておくことです。

 

初心者には簡単ではありませんが、できるだけ準備を整える事で、後片付けが楽になるという意識を持ってバーベキューを楽しんでみて下さい。

回を重ねるごとに後片付けの時短に気付くはずです。

さらに以下の「ポイント」も使えるので参考にして下さい。

網にこびりついた食材は炭化させる

肉汁やタレがこびりつき、網を洗うのがとてもたいへんです。

金たわしでチカラを入れて擦れば汚れは落ちますが、時間も体力も使います。

そこで、こびりついた焼き網の汚れを炭化させることで、驚くほど簡単に汚れを落とす事ができます。

やり方は以下です。

 

  1. 焼き網をアルミホイルで覆う
  2. 10分~15分程度、炭火の上に置いておく
  3. アルミを剥がし、トングなどで網を叩くと汚れが落ちる

 

炭火が消えていると効果が薄れるため、火力があるうちにやっておきましょう。

さらにキレイにするために、たわしやスクレーパーでこすりましょう。

その際、重曹をまぶしたタワシなどでこするとなお綺麗に汚れを落す事ができます。

コンロや道具は速やかに洗う

バーベキューコンロ清掃

取れる汚れも取れにくくなるので、出来るだけ早めに洗うようにします。

その際、重曹水をかけて10~15分程度経ってから金たわしやブラシで擦ってください。

重曹水以外にも、セスキ炭酸ソーダ、オキシクリーン、マジックリンなどアルカリ洗剤が汚れに効果的です。

セスキ炭酸ソーダは油汚れに強く、重曹は粒子を活かしたこすり洗いに適しているので、がんこな汚れがこびりついている時は重曹を使ってみましょう。

ゴミの分別を最初からしておく

バーベキューごみの分別

「ビニール(ゴミ)袋」のパートで少し触れましたが、バーベキューの最初に誰がゴミを持ち帰るのか?

を決めることで、後片付けの時短になります。

“ゴミを持ち帰る人の居住地域のゴミの分別”をしておく事で、そのまま再分別せずにゴミを破棄できます。

バーベキューの最初に、ゴミ捨てルールを周知徹底しておきましょう。

炭の処分方法

バーベキュー炭の処分方法

炭の捨て方(処理の仕方)がわからないという人は少なくありません。

なんとなく、川や土に捨てたりする人も居ます。

やってはいけない事もあるので、ちゃんとルールを守って最後まで安全に終えるようにしていきましょう。

やってはいけない事

  • 火事やヤケドの危険性があるため、炭が熱いまま放置しておかない
  • 炭は自然分解できないため、土の中に捨てたりしないこと
  • コンロの変形や熱水が飛び散る可能性があるので、直接水を掛けないこと(特に七輪はNG)

3つの処分方法

  • 炭が完全に消火するのを待つ
  • 火消壺を使って炭を持ち帰る(再利用)
  • 金属製のバケツに炭を移し、水をかけて消火する

 

そして最後に、自治体のルールを確認して燃えるゴミで出して完了です。

火消壺で持ち帰った炭は再利用できますが、中には出来ない炭もあるので、使用した木炭の説明書きを確認して下さい。

 

初心者BBQのやり方、基本とコツ|まとめ

キャンプまとめ

  • 初心者が最低限必要となるバーベキューの道具一式
  • バーベキューの「基本とコツ」

 

主に上記2点についてお伝えをしてきました。

初心者の方は、覚える事や用意する物がたくさんあって、大変だなと感じているかもしれません。

しかし一度準備をしてしまうと、二回目からの準備(用意)はぐんっと楽になります。

 

キャンプやバーベキューは「不便を楽しむ」もの。

準備段階から楽しくて仕方がないようになって初めて、一人前なのかもしれませんね。

当ページが、あなたのバーベキューライフにお役に立てれば幸いです。

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