新富士バーナーの名作|SOTO(ソト)スライドガストーチST-480レビューと口コミ

キャンプで必ずといっていいほど、お世話になる着火のための道具。焚き木や炭はもちろん、ガスコンロやガスバーナーへの着火に利用する事も多いでしょう。

今回ご紹介する「SOTOスライドガストーチST-480」は、新富士バーナーが展開しているアウトドアブランドである〈SOTO〉のターボライター。ハイクオリティな使い勝手と、コストパフォーマンスの良さは、定番のキャンプ道具として多くの人達に愛用されています。

この記事では、キャンパーご用達とも言える新富士バーナーの名作「SOTOスライドガストーチST-480」について解説していきます。

この記事でわかること
  • SOTOスライドガストーチST-480のスペック
  • SOTOスライドガストーチST-480の魅力
  • SOTOスライドガストーチST-480の気を付けるべきポイント
  • SOTOスライドガストーチST-480の口コミ&レビュー

 

 

SOTOスライドガストーチST-480のスペック

まずは、「SOTOスライドガストーチST-480」の各スペックを見ていきましょう。

サイズ 幅38*奥行18*高さ115~185mm
重量 52g
火口径 14mm
炎温度 1300℃
使用燃料 カセットガス

 

サイズと重量感

SOTOst480
サイズは、「幅38mm*奥行18mm*高さ115~185mm」となっており非常にコンパクトです。

 

SOTOst480

奥行きは18mmで、火口径は14mm。

 

SOTOst480

「B5ノート/スマートホン」との大きさ比較では、このようなサイズ感の違いになります。

 

SOTOst480

SOTOst480

実際に手に持ってみると、このようなサイズ感。

 

SOTOスライドガストーチST-480の重量は「52g」となっているのですが、手に持った感じの重さは何も気になりません。

一般的によくみる「100円ライター」の場合、重さが約20g程度なので、それと比較すれば2倍以上の重さとなります。ただ、人間が「辛さを感じる重さ」というのは、この重量くらいで明らかに違いを感じるようなことはないでしょう。

これがもし「52kg」対「20kg」であれば、感じ方はまったく変わってくると思います。実際のところ、このサイズ感と重量ならむしろベストマッチ!という感覚です。

 

伸縮自在の着火性能

SOTOst480

私のお気に入りポイントのひとつは、「伸縮自在」という点です。火口が最大75mm伸縮する、SOTOスライドガストーチST-480。

これが大きな特徴となっていて、無段階に伸縮することが可能になっています。伸ばして使用することができるので、より安全に着火する事ができる仕様です。

 

SOTOst480

焚き木や炭の中心の下部に、火を入れたいというシチュエーションはよくありますよね。

火口が伸びることで、少し奥まった点火しづらいところにも届いてくれるのです。

 

経済的な使用燃料

SOTOst480

SOTOスライドガストーチST-480は、燃料となるのはカセットガス。自宅で鍋をしたり、アウトドアにもよく利用するお馴染みの燃料ですね。

底面中央には火力を調整するつまみがついていて、左方向が強(+)、右方向が弱(-)になっていて火力が調整できます。同じく底面の右側に、ガスの注入口が配置されています。

 

SOTOst480

カセットボンベのCB缶から、直接注入して充填できるので超お手軽です。

注入口にガス缶を合わせて、ぐっと少し押し込むだけで充填してくれます。何度でも繰り返しガスの充填ができるので、とても経済的です。

 

SOTOst480

ガスの残量を目視で確認できるウインドウがあります。デジタルとかではなく、100円ライターのガスのような見え方で少し見にくいので、補助的なものだと捉えたほうが良さそうです。

全国で幅広く販売している新富士バーナーブランド「SOTO」お得なお得なカセットボンベ3本セットです。

「キャプテンスタッグ」の定番CB缶は室内外で大活躍!炉端焼卓上カセットコンロ、風月卓上カセットコンロ用のカセットボンベ。

 

見た目も楽しむマイクロトーチ レザーケース

SOTOst480
出典:SOTO

専用のガストーチカバーも販売されています。裸で使っても十分ですが、専用ケースにいれると玄人っぽくて雰囲気もあり、とてもかっこいいです。

レザー仕様のケースなので、使い込むごとに味が出ます。愛用ガストーチとして、ケースとセットで持ち歩いてみてはいかがでしょうか。

 

SOTOスライドガストーチST-480の魅力

SOTOst480

SOTOスライドガストーチST-480には、いくつもの特徴が満載です。その魅力を探っていきましょう。

 

耐風で強力な炎は1300℃

SOTOst480

SOTOスライドガストーチST-480を着火すると「極細集中炎」で、その燃焼温度は1300℃耐風なので少々の風では消えません。

ただ、サイズ的なこともあり、超強力とまでは言えないレベルと考えましょう。口で思い切り「ふぅっ!」と吹きかけると、さすがに消えてしまいます。

耐風で1300℃の炎温度があるとはいえ、さすがにこれだけで炭火に着火するというようなことは厳しいです。このサイズにしては、十分満足のできる性能だと感じます。

 

安全で軽量コンパクト設計

SOTOst480

スペック紹介でも説明してきた通り、SOTOスライドガストーチST-480は非常に軽量でコンパクトです。スペースを取らずポケットにも簡単に入り軽量なので、まったく持ち運びの邪魔になりません。

また年々モデルチェンジを繰り返し、使い勝手も向上しています。2021年リニューアルの新型モデル以降では、ノズル先端へ装着できるチェーン付きキャップが追加されています。

これにより安全性がさらに強化されました。使用後の火口近くは、非常に高温になり火傷のリスクがありますので、嬉しい追加になっています。

 

SOTOst480
点火スイッチは前後にスライドし、火口方向にスライドすれば「ロック」反対方向にスライドすると解除状態(点火可能)になります。

 

繰り返し充填で経済的

SOTOst480

前述している点ですが、何よりカセットガス(CB缶)で、繰り返しガスの充填ができるので経済的です。このCB缶1本で、使いきれないくらい充填できてしまいます。

 

充填方法
  1. 点火スイッチをロックにする
  2. 火口を下(地面)に向ける
  3. ボンベノズルを注入口に垂直に強く差し込む
  4. 数秒で充填完了
  5. ガス漏れのないことを確認

 

SOTOスライドガストーチST-480の気を付けるべきポイント

SOTOst480

コンパクトといえど火器の使用となるため、事故や火傷には注意したいものです。その他、留意点やポイントをしっかり理解しておきましょう。

 

安全を考慮して使用する

SOTOスライドガストーチST-480は高温の炎を作り出す道具です。

メーカーからの注意点にも記載されていますが、連続して30秒以上の連続使用は避けてください。火口付近が高温になり、肌に触れると火傷をしてしまいます。

不使用時には、しっかりとスイッチをロック状態にし、キャップを火口に被せておきます。また火事を起こさないように、使用時には万全の注意を払って使用しましょう。

 

着火しないとき

着火しないときは、ガスが切れていないかを確認します。

ガスの充填にはカセットガス(CB缶)の他、ライターガスも使用できます。間違ったガスを使うと着火しない為、気を付けましょう。

底面にある火力の調節つまみが、マイナス側になっていると着火しません。利用しないときは安全面を考慮してマイナスに回しておき、使用時に調整して使いましょう。

またガスというのは、気温や気圧の影響を強く受けます。低温時などはガスが気化しにくいため、寒い日や標高の高い場所での使用時に着火しないこともあります。

 

SOTOスライドガストーチST-480の口コミ&レビュー

良い口コミ

リピートです

同様の商品を使っていますが、調子が悪くなってきたのでリピートです。
キャンプで使うのはもちろん使い道はいくらでもあります。
風が強いときにも比較的着火しやすいので重宝しています。

強い炎で良いです

普通の炎のタイプは持っていましたが、風が強い日に使いにくかったのでこちらを購入しました。
BBQが中止だったので使わず仕舞いかと思いましたが、お墓参りの時に大活躍しました。
強い風にも負けない勢いのある炎は助かります!

充填式ライター

手のひらに収まるちょうど良いライターです。
ランタンをつけるのに使って行こうとおもいます。
伸び縮みする先の部分も良かったです。

使いやすいです

使いすてではなく、充填式を探していました。
焚き火の火付けに使用しましたが、先端が伸びるので楽でした。
SOTOのロゴもいいですね。

出典:楽天
悪い口コミ
購入後1年もたたないうちに火が消えなくなりました。

最初のうちは良かったのですが、購入後1年もたたないうちに点火レバーから手を放してもすぐ火が消えなく10秒以上点いたままになります。
おかげでガスがすぐなくなります。
ハズレを引いたのかガッカリです。

火が着かなくなったと思ったら消えなくなりました

購入してから3年近く経ちますが「安いガスを入れていると着火しにくい時がある」程度で、たまに使う分には全く問題なく使えていました。
ところが先日「キャンプ先で着火しない」という自体に陥り、その時は炭の着火用に持っていた同じくSOTOのボンベ直付けバーナーもあったので食事に困るような事はなかったものの「やはり純正のプロパン混合ガスを入れておくべきかな」とその時入っていたガスを全部抜き、帰宅後にパワーガスを入れ直してみました。
すると今度はボタンを離しても数秒火が残り、消えたあともしばらくガスの噴出音がしているという状態に。
ガス調節を最小にしていたので今度は最大にしてみると見事にガスがなくなるまで火が消えないという恐ろしい状態になりました。

出典:amazon

 

SOTOスライドガストーチST-480まとめ

まとめ

キャンプやアウトドアで大活躍する、愛用者多数の「SOTOスライドガストーチST-480」について解説してきました。魅力あふれる良い点が数多くあり、軽量コンパクトで値段設定も安く購入しやすい商品です。

筆者の意見として、SOTOスライドガストーチST-480は、「新富士バーナーの名作」だと思っております。

一部の口コミでは、「すぐに使えなくなった」とか「火が消えなくなった」などの意見もありますが、使い方や当たり外れがあるのかもしれません。

筆者は、購入してから2年半以上は経過していますが、特に不具合なくいまだに潰れることなく使用しています。見た目もかっこよくて、持ち運びに便利で使いたい時にすぐに取り出してサッと着火できるのがお気に入りです。

この記事が参考になりましたら、ぜひ「SOTOスライドガストーチST-480」を使ってみてはいかがでしょうか。あなたのキャンプを、より快適にしてくれるキャンプ道具になることでしょう。

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