"シルキーポケットボーイ(Silky POCET BOY)"は、コンパクトで切れ味が良く、キャンプに重宝できるとても便利な鋸(ノコギリ)です。
キャンプに行ったとき、ちょっとした木材を工作したい。薪を適切な大きさに切りたい。など、持参したナイフだけでは役不足と感じた事もあるのではないでしょうか。
そうなると、キャンプに鋸も持っていきたい。という気持ちも湧き上がってきます。
とは言え、鋸を持っていくとなると長いし邪魔だし…。そんなジレンマもあることでしょう。実際に、私もそうでした。
そこで今回お勧めしたいのが、『シルキー ポケットボーイ』という鋸です。私自身も、この鋸を持つようになってからというもの、使うか使わないかは別として、ほぼ毎回持参するようになっています。
そんな便利なシルキーポケットボーイを、ご紹介していきます。
シルキーポケットボーイの特徴
シルキーポケットボーイは、ユーエム工業(silky)が提供する安心の日本製の鋸です。
特徴はいくつもあるのですが、まず最初に知っておくべきこととして、シルキーポケットボーイには刃のサイズに2種類の長さが用意されている点です。
では、それぞれ見ていきましょう。2種類のサイズには、刃渡りがそれぞれ
- 130mm
- 170mm
の2種類の長さとなっています。
ポケットボーイ130
収納時全長 | 170mm |
使用時全長 | 290mm |
刃渡り | 130mm |
重量 | 180g |
ポケットボーイ170
収納時全長 | 210mm |
使用時全長 | 375mm |
刃渡り | 170mm |
重量 | 225g |
上記のサイズの違い以外にも、刃のタイプも複数用意されています。
- 荒目
- 万能目
- 細目
- カーブ
- 大工
- DIY
このように刃のサイズで2種類の長さがあり、刃のタイプで6種類用意されているため、全部で12種類あるということになります。
その中で今回の記事では、多くのユーザーが使っていると考えられ、私も所有している
シルキーポケットボーイ 万能目 170mm
を取り上げていきます。
コンパクトなので携帯性が高い
薪を作る時などは、結局燃やしてしまうものなので鋸は切れさえすれば良い。という感覚もありますよね。
切り口が美しいことは庭木の剪定や工作なら大事ですが、薪を切る用途には、特に必要ないとも言えます。
しかし、キャンプに携行するという観点において、
軽くてコンパクトである
ということは、荷物が増えがちなキャンプにおいては正義だと思います。普通の鋸の場合ケースがなかったり、あっても古くなって破損していたりすることも多いです。
もし刃がむき出しで持っていくとなると、大きいうえに危ないということになります。怪我をしてしまっては元も子もありません。
その点"ポケットボーイ"は、「コンパクト+折りたたみ式」ですので、安心安全です。収納時のコンパクトさは、ご覧の通りです。
収納時のサイズはわずか、"210mm"しかありませんので、邪魔になりません。むしろ持参していくナイフなどよりも短いくらいです。
そして使用時のサイズ感は、こんな感じになります。この時"375mm"となりますので、それなりの長さになります。
それでも普通の鋸と比較すれば、かなりコンパクトですね。折りたたんで収納すれば、バッグはもちろんポケットなどにも余裕で収まります。
使いたい時にポケットからサッと取り出し、使ったらそのまま刃をたたんでポケットへ。こんな感じで一連の作業がスムーズに行えるので非常に快適なんです。
こういった収納性の高さと安全面の高さが相まって、私の場合ポケットボーイは、キャンプへの携行必須ギアとなりました。
シルキーポケットボーイは切り口が綺麗
シルキーポケットボーイは、とにかく切り口が非常に綺麗です。これはシルキーの「アサリなし(鏡面研磨仕上げ)」という刃の技術によるものです。
この技術により、刃先はひらきにくく、強度が高くなっています。このアサリなし刃の採用により切り口の美しさと、堅い木にも負けない強靭さが備わっています。
※silky公式より引用
このように、アサリなし刃の切断面の綺麗さは素晴らしいですね。また、「未来目」特殊な見立てが施されている事により切断作業が楽に行なえます。
※silky公式より引用
ということで、実際に木材をカットしてみました。使用した木材は、堅めの広葉樹。
カット前側面
カット前前面
カット後前面比較
こんな感じでカット出来ました。画像では分かりにくいかもしれませんが、元の前面とカット後の前面を並べてみました。
その断面の滑らかさというか、艶やかです。例えるなら、鰹節を削った時のような色艶です。
次に、竹もカットしてみました。
カット前側面
カット後前面
非常に綺麗に切れていますね。普段は竹なんかは切らないので、もっと苦戦するかと思いましたがサクサクと切れてくれました。
このように、シルキーポケットボーイは軽量コンパクトなのに性能はかなり高いです。
替え刃式なので半永久的に使える
シルキーポケットボーイは刃の長さに、「130mm/170mm」の2種類あることは前述しました。
また今回は「万能目」というタイプをご紹介していますが、このポケットボーイ実は「替え刃式」を採用しています。つまり切れ味が落ちれば、刃の交換が可能です。
切れ味が落ちれば、交換することができるというのは見逃せないポイントで、半永久的に使えるとも言えますね。
刃のタイプも6種類あることは解説しましたが、なんとこのポケットボーイ。同じサイズ(長さ)だと刃のタイプの互換性があります。
他の刃のタイプも、替え刃のみ購入すれば使うことが出来る!というのは、すごくありがたい点ですよね。
次にハンドル部を見ていきます。
ハンドルはゴム製で握りやすく、とても滑りにくい作りになっています。かなりしっかりとしたグリップ感が感じられます。
ハンドル部は、よく見ると小さい丸く浅い穴がついており、ディンプル形状のようになっています。
これもグリップ力に影響しているのかもしれません。デザイン的にもいいですよね。
そしてハンドル部の先端にはホールが設けられています。カラビナなんかを通して使用できるので、落下防止にも一役買ってくれますね。
シルキーポケットボーイ|口コミやSNS投稿
シルキーポケットボーイの口コミやインスタグラム、ツイッターでの評判を集めました。購入の参考にしてみて下さい。
Amazonの口コミは詳細ですごく参考になると思います。一部抜粋しますが、多くの口コミを参考にしたい場合は各販売ページを参照して下さい。
アマゾン、楽天の口コミ
携帯性、取り回しのしやすさ、切れ味、どれをとっても抜群!
ソロキャンプ用のツールとして購入したのですが、別売りで刃のかえも用意されているようです。
ケースが無かったので自分でレザークラフトで作り上げてしまったんですけど・・・
これがまたよくできており(笑)一層の愛着がわいてしまった次第です(笑)
と考えるとケースが無いことは、ある意味これを持つ人たちの「俺のモノ」感を満たす、
思いやりを追求した結果かもしれないと思えてくるのです♬ ご配慮に感謝!!確実にまた買います。
短いので作業がしにくいかと思ったが、ストロークの短さはあまり感じない。
むしろ、力点が手前になっている分、疲れない。細めの薪の切断や枝払いが素早くできる。
太い薪でも薪を回転させながら切れば切断できる。130mmでも結局なんとかなる感じ。
170mmは長さとして適度なのだが、限りなく210mmに近い重さになる。それならいっそ210mm持ち運ぶべき。というわけでいつも携帯できる優秀な鋸はいつもこれ。
カーブソーの刃にも取り替えられるけど、短いのであまり変化はない感じ。結局元に戻して耐久性の高いストレートのまま使ってます。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています。
座ったまま足元で使うため、先が地面に当たらなうよう短いものと思い選択しました。
思っていた以上によく切れます。感動さえ覚えます。
それで仕事でも活躍しています。
枝払いの際、腰の道具袋に入れ、剪定鋏では少し太いかなと
思う枝を幅のあるカッターナイフのよう
サッと取り出してサクサクと切ります。
なんと言ってもよく切れるのと、取り回しの良さで
大当りを引いた思いです。
素人で女性ですが簡単に解体でき、粗大ごみに出さずに済みました。
ケース無しでも折りたためるので、刃は取って内に収納できるので問題ありません。
満足しています。
インスタグラム、Twitterの口コミや評判は?
テントからの眺めと、今回大活躍だったポケットボーイ(鋸) pic.twitter.com/g8Pya0Gk7m
— てん (@TMV250_) September 25, 2019
祖母の家に行ったので切り株を掘り上げる
今回は太めのヤツを引っこ抜きました
かなり体力を使うので今回は2株だけです…
根を切るのにシルキーのポケットボーイが大活躍しました‼︎ pic.twitter.com/F4CvOAZ96y— ブロメリウス・ブロメリアン (@P5s4kWj2brOmuUa) September 26, 2020
コンパクトなのに小さく感じない、万能!という意見が多かったですね。切れ味も抜群なのでDIYやアウトドアで重宝されているようです。
シルキーポケットボーイ|まとめ
焚火をする際、薪を短く切ることも楽しみの一つです。ナイフによるバトニングでは、縦に細くすることは出来ても、長さを調整するためのカットは難しいですよね。
シルキーポケットボーイが、軽量コンパクトな鋸であることは、ご理解いただけたと思います。
収納力に優れていて、折りたためるため邪魔にならず安全性も高い。アサリなし刃採用なので、切れ味もよく断切面も美しい。
そんな、"シルキーポケットボーイ"
これ1つ持参するだけで、あなたのキャンプもかなり快適になります。この記事が、皆さまの参考になれれば幸いです。