"Elk Ridge ハンティングナイフER-052"は、優雅なルックスに一目惚れできるシースナイフ。
ナイフを使って料理食材のカットや、焚き火用に薪をバトニングして、火起こし用のフェザースティックを作ったりするのも醍醐味の一つですよね。
ほかにも、様々なものを切るために欠かせないギアと言えます。
自分で作ったフェザースティックに着火した焚き火を静かに眺める。
これもキャンプの大きな楽しみのひとつですね。
Elk RidgeハンティングナイフER-052を、実際に使用したレビューと併せてご紹介します。
Elk RidgeハンティングナイフER-052の特徴
ナイフには種類によってそれぞれ、独自の特徴があります。
Elk RidgeハンティングナイフER-052には、どんな特徴があるのか順次解説していきます。
Elk RidgeハンティングナイフER-052は、非常に優雅で颯爽としたデザインになっています。
そもそもこのナイフは、ハリウッド映画などに使用されていたりする、レプリカナイフ製作の"マスターカトラリー社"のメインブランド。
有名な映画だと、ランボーで使われたレプリカのナイフが、このメーカーで作らたもの。
そんなメーカーの作るナイフですから、ブレードの形状もとてもカッコいいです。
またハンドル部は、ナチュラルなパッカーウッド(積層強化木)で、流れるような木目のデザインがその優雅さを演出してくれています。
Elk RidgeハンティングナイフER-052のスペック
まずはスペックからご紹介します。
全長 | 237mm |
---|---|
ブレード長 | 105mm |
ブレード厚 | 3.5mm |
重量(ナイフのみ) | 195g |
ブレード材 | 440ステンレス鋼 |
ハンドル材 | パッカーウッド |
付属 | レザーシース |
また、440ステンレス鋼ブレードは、耐食性に優れており、錆びにも強い鋼材。
ブレードにもしっかりと、Elk Ridgeのロゴが入っています。
2本の溝が彫ってあるのが分かると思いますが、これは血抜きようの溝のようです。
さすが本格的で、細部にもこだわりを感じます。
ハンドル部はパッカーウッドで、普通の木材とは違って強度が高いです。
水濡れにも安心できそうです。
見ての通り、とても表面は艶やかで流れる木目がとても美しいですよね。
レザー製のシースにも、しっかりロゴが刻印されていてとてもカッコいいですね。
このElk Ridge ハンティングナイフ ER-052は、かなり廉価なのに作りがしっかりとしているので、とても満足できます。
大きさは、全長237mmとなっており手に持ってみるとこんな感じの大きさです。
大きくもなく、小さくもないというサイズ感ですね。
重さも195gとなっているので、重くはありませんがフルタング構造の為、それなりにズッシリ感じます。
Elk Ridge ハンティングナイフ ER-052でバトニング
高価なナイフでもないElk Ridge ハンティングナイフ ER-052ですが、バトニング性能はどれほどか試してみました。
使用する木材は上記の通り。
薄めの針葉樹 | 10mm程度 |
針葉樹 | 25mm程度 |
広葉樹 | 45mm程度 |
それでは、上に表記している順番に実践していきます。
まずは、薄目の針葉樹から。
これは簡単に刃が入って割れました。
まったく問題はありませんでした。
次は、少し厚めの針葉樹でおこないます。
刃入れをするのに少し力を入れて打ち付けましたが、これも割れてくれました。
さすがにこれくらいのバトニングなら問題ありません。
刃入れをするのに少し力を入れて打ち付けましたが、これも割れてくれました。
さすがにこれくらいのバトニングなら問題ありません。
最後に、広葉樹で実践します。
かなり強めにハンマーで打ち付けると、刃が入り割れてくれました。
一応、これくらいまではバトニングが出来ました。
ただ、ブレード部分が105mmしかないので、太めの木材の場合はさすがに厳しそうです。
結果は・・・
この通りです。
全て、真っ二つに割れてくれました。
一般的に通販やホームセンターなどで販売されているような薪であればほぼ問題ないでしょう。
ハンティングナイフ ER-052|口コミやSNS投稿
ハンティングナイフ ER-052の口コミやインスタグラム、ツイッターでの評判を集めました。
購入の参考にしてみて下さい。
Amazon、楽天の口コミは詳細ですごく参考になると思います。
一部抜粋しますが、多くの口コミを参考にしたい場合はこちらを参照して下さい。
楽天の口コミ
サイズ、重量ともに女性に丁度よく、喜んでくれました。
商品はやはり皆様のレビュー通りでした。
持ち手の柄と金具が剥がれて刃は全く切れません重量感や形は気に入りました。
これから自分好みに仕上げたいと思います。
仕上がりが楽しみです。
因みに全てで気に入りました。
刃の厚みが薄くなく厚くなくで使い勝手が良さそうです。
それと結構な人達が刃が立ってないとボヤかれてますが、使ってるうちに刃が丸くなったり欠けたりする、その時は捨てる訳?
ナイフって自分好みに研ぎ上げるのも楽しみの1つだと自分は思うけど。
けど、確かに切れないので、研ぐのをオススメします。
個体差があるかもしれませんが、この価格ではかなり良い品質。
切れ味は、自分で研ぐ必要があります。
刃物系は自身で切れるようにするものなので、ベースとしてのナイフでは、満足。
シースも綺麗に作られていて頑丈。
作りも丁寧。
ハンティングナイフ ER-052の口コミでは、刃の切れ味に対しての評価が少し低いようです。
しかし、自分好みに仕上げる楽しさを皆さん味わっているようですね。
ナイフの砥石としてオススメなのは「刃の黒幕」です。
「まとめ」で紹介しているので参考にしてみて下さい。
あなた好みに刃を仕上げる事ができるので試してみて下さいね。
Elk Ridge ハンティングナイフ ER-052|まとめ
とにかく、廉価なのにカッコよく優雅で美しい。
そんな良いとこどりの、
"Elk Ridge ハンティングナイフ ER-052"
ある程度の大きさまでの薪であれば、バトニングも問題なく可能でしたね。
ただまったく難点がないのかと言われれば、確かに難点もあります。
これは感じ方に個人差があることを前提に書きますが、切れ味面です。
私の場合、新品の箱出しの状態で、紙をまず切ってみました。
少し引っ掛かりを感じ、綺麗にスパッと切れなかったのです。
切り口が少し荒くなってしまいました。
また、フェザースティックを行った際にも、少し厳しさを感じました。
とは言え、私の現在持っているElk Ridge ハンティングナイフ ER-052は、しっかりと切れてくれます。
それは、自分で砥ぎを入れたからです。
ということで、私の愛用している砥石もご紹介しておきます。
超高性能な砥石で、かなりおススメです!
刃の黒幕をまとめた記事はこちらを参照して下さい。
ナイフは使っていくうちに切れ味は落ちてくるものです。
最初はしっかり切れていても、使うごとにその切れ味は低下していきます。
そう考えれば、このナイフも最初に砥いでしまえば全く問題なく切れてくれるのです。
そういった観点から私は、値段との比較で考えれば、Elk Ridge ハンティングナイフ ER-052には、十分に満足しています。
あなたもキャンプ・アウトドアのお供に、是非1本持ってみるのも良いでしょう。