キャンプはもちろん、アウトドアの様々なシーンで使うことが多いナイフ。
包丁の代わりとして調理に使ったり、焚き火のための薪作りにバトニングしたり、火起こしのためのフェザースティックを作ってみたりするためにも使います。
でも、どんなナイフがいいのか分からない。そもそも何を選べばいいのかよく分からなない。特にビギナーの方には、そんな悩みがあるのではないでしょうか?
そこで今回は、私も愛用しているナイフで、ワイルドな雰囲気漂うシースナイフ、
『BUCKナイフ119スペシャル』
を、ご紹介します。このナイフは、アウトドアで映えるカッコいい相棒!とも言えるアイテムで、かなりのお気に入りナイフです。
そのお気に入りポイントなども含めて解説していきたいと思います。是非、参考にしてみてくださいね。
BUCKナイフ119スペシャルの特徴
それではまず、BUCKナイフ119スペシャルのスペックです。
サイズ | 全長265mm 刃長137mm |
重量 | 216g |
ブレード材質 | 420HCステンレススチール |
ハンドル材質 | フェロリック樹脂 |
付属品 | レザーシース |
生産国 | USA |
「BUCKナイフ119スペシャル」のルックスはとてもクラシックで、様々なアウトドアシーンにおいて映えるスタイル。
全長は「265mm」となっていますが、実際の大きさは一般的なスマホと比べると、下記のような比較になります。
なかなかのサイズ感だというのが、分かりますよね。
実際に握ってみると、ズッシリとした適度な重量感も感じることが出来ます。手で握ってみると、これくらいのサイズ感になります。
そしてブレードの厚みですが、一番厚いところで約4mmあります。ブレード形状は、「クリップ・ポイント」となっており、とてもカッコいいですね。
ハンドルはかなり握りやすくなっています。ですから細かい作業からバトニングまで、広範囲に使用しやすいと思います。
大きめのヒルトは、手が誤ってブレードに滑らないよう、安全にも十分配慮した形状となっていますね。
バトニングの実践
使用した木材は、スギです。スギは針葉樹であり柔らかい部類の木材なので、全く問題なくバトニングできました。
なので、同じ針葉樹の木材なら問題はないと思います。
しかし広葉樹の薪の場合は、無理にバトニングはしないほうがいいように感じます。
特に、「ブナやカシ」などの広葉樹は非常に固く刃が傷んでしまうため、そもそもナイフでのバトニングは避けましょう。
フェザースティック作り実践
スイスイと削ることが出来ました。厚め・薄目とやってみましたが、どちらもスムースに刃が進んでくれます。
軍手を切ってみる
ブレード形状が、クリップ・ポイントということもあり、当たり前ですがサクッと突き刺さります。
なかなかいい具合に、スパっと切れてくれました。
どんなナイフにしても、使っていくと切れ味は次第に落ちてきますので、適度に手入れして砥いであげましょう。
色々な刃物に適用できる「刃の黒幕」という砥石がオススメです。詳細は下記ページでご確認下さい。
バトニング、フェザースティック、軍手を切ってみましたがいかがでしたか?私の印象として「BUCKナイフ119スペシャル」は、
"見た目も使い心地も握って良し"
"使って良しの一品"
だと思えるナイフです。
ブレードは420HCステンレス鋼
手にフィットしやすい形状にハンドルが作られていて、頑丈なブレード素材は420HCステンレス鋼。
ブレード形状はこれまで説明したように、三日月のような「クリップ・ポイント」になっているので、刃の先端は薄く鋭い形です。
この先端部の形状は細かい作業や切断などに非常に適しており、様々なアウトドアでの利用に最適。
- 耐食性
- 耐摩耗性
- 耐久性
に非常に優れています。そしてハンドル部の素材は、熱・衝撃に強いフェロリック樹脂。大きめのヒルトがしっかりあり、ブレード部への手滑り防止も万全です。
持ち運び・収納となるレザーシースは質感も良く、雰囲気を盛り上げてくれる本格派仕様だと言えます。
ただし先端部はブレードが薄くなっている箇所なので、バトニングなど強い衝撃などを伴う作業時には、刃の厚みのある個所でおこなうように注意してください。
BACKナイフの刻印
BACK KNIVES社WEBページより引用
BUCKナイフはブレードに刻印が入っていて、この刻印の記によって、製造年が分かるようになっています。各年ごとに刻印が違っており、気分を盛り上げてくれますね。
ちなみに、私の所持しているBACナイフの刻印はこのようになっています。上の表と照らせ合わせて見て見ると、「2019年」の刻印であることがわかります。
BUCKナイフ119スペシャルの口コミやSNSでの評判は?
BUCKナイフ119スペシャルはyoutube・Instagram・Twitterなどでよく投稿されています。「何かが研ぎ澄まされていく様」というのがウケているのかも知れません。
購入に際して、とても参考になる動画や投稿があったので引用させて頂きました。
BUCKナイフ119スペシャル|YouTube動画
Start a Fire
Advanced Knife Bro
gideonstactical
BUCKナイフ119スペシャルは、英語の動画が多いようです。言葉よりも視覚的に見る方がわかり易いので、いくつか引用させて頂きました。
BUCKナイフ119スペシャル|Instagramでの投稿
BUCKナイフ119スペシャル|まとめ
BUCK KNIVES(バックナイフ)は、1902年にカンザス州レブンワースの見習い鍛冶屋だった、当時13歳であったホイト・バック(Hoyt Heath Back)の好奇心と想像力からすべては始まりました。
そのナイフは頑丈で刃持ちが良いため大評判となり、代々バックナイフの伝統が受け継がれ、現在ではスポーツナイフメーカーで世界一の会社になっています。
このような歴史背景と、伝統のあるBACKナイフ。元は軍人に対して作り出したものでしたが、逆に言えばそれほどの本格派ナイフということですね。
BUCKナイフ119スペシャルひとつで、バトニング・フェザースティックを行って火を起こす。食材のカットや、アウトドアシーンでの様々な切断など多用途に使いこなしてみるのもいいでしょう!
見た目、質感、強度や長持ちする刃など、どれをとっても信頼できるナイフです。ぜひ、ご自身で使ってみて体感してみてはいかがでしょうか?
きっとあなたが信頼できる、あなたの「相棒となる1本」となることでしょう。