
私自身、はじめの頃のバーベキューは焼くだけで精一杯で、メニューはいつも肉と野菜の繰り返しでした。ひと工夫のレシピを覚えてからは、同じ食材でも盛り上がり方がまるで違うと実感しています。
野外で食すキャンプ料理の味は、本当に格別のもの。そしてキャンプの定番といえば、もちろんバーベキュー。
食事シーンを楽しく盛り上げる、バーベキューレシピをご紹介します。
BBQ自体がはじめての人は、先に BBQの基本とコツ に目を通しておくと、ここからのレシピがより楽しめます。
BBQのワンポイント知識
バーベキューで肉や魚が網にくっつくのを防ぐには、焼く前に網をしっかり温め、酢を薄く塗っておく方法があります。特に魚はくっつくと返すときに崩れやすいので、試してみる価値あり。
気を付けて焼いても、くっついてしまうことも多いですよね。バーベキューは代表的なキャンプ料理ですから、まずは網につきにくくする方法を知っておきましょう。
網に酢を塗っておく
食材を焼き始める前に、焼き網に「酢」を塗っておきましょう。酢を塗っておくと、網にくっつきにくくなるといわれています。
薄く塗る程度なら、味が大きく変わる心配も少ないでしょう。塗付のやり方で簡単なのは「ハケ」で塗ることをおススメします。
用意が面倒であれば、ティッシュペーパーやキッチンペーパーなどに浸して塗っても良いでしょう。
サーロインステーキ
サーロインステーキは、炭火で網をよく温めて酢を塗り、片面ずつ焼きながら塩コショウをふるだけのシンプルな一品です。塩は長く置かず、焼く直前か焼きながらふるのがポイント。

塩 適量
コショウ 適量
- 炭火を充分におこし網を加熱する
- 焼き網に酢を塗る
- 片面ずつ焼きながら塩コショウをふりかける
サーロインステーキのポイント
ふりかける塩コショウは、下味として事前にかけておくのはおススメしません。
お肉の下味をつけておく方も多いですが、そのまま長時間おかないようにしましょう。お肉が硬く締まってしまい、旨味である肉汁が逃げてしまうのです。
焼く直前であれば問題はありませんが、塩コショウは焼きながらでも充分です。まんべんなく、均等にふりかけましょう。
塩コショウの適量というのは好みもありますが、一般的に人がおいしいと感じる塩の量があります。
それは肉の重量に対して「0.8~1%」の比率です。150gのステーキなら塩は「1.2~1.5g」となります。分量が少ないので、感覚を覚えておくと便利です。
「親指」「人さし指」「中指」の3本の指でつまむ「ひとつまみ」が、塩なら約1gといわれています。手の大きさで多少前後しますが、150gのステーキなら、ひとつまみより少し多いくらいが目安です。
特製骨付きカルビ
特製骨付きカルビは、すりおろしたリンゴと玉ねぎに醤油とみりんを合わせたタレを、焼き上がりに塗って軽く炙る一品です。タレは家で作って持っていくと、現地での手間が省けます。

塩 2.5g
<特製タレ>
すりおろしリンゴ 1/8個
すりおろし玉ねぎ 1/4個
醤油 50ml
みりん 50ml
- 特製タレをつくる(材料を混ぜ合わせる)
- 食べやすい厚さにカットする
- 焼き網に酢を塗る
- 片面ずつ焼きながら塩をふりかける
- 特製タレを塗って軽く炙る
特製骨付きカルビのポイント
特製タレは、現場で作るのが面倒であれば事前に作って持ち込むと楽になります。市販品でも、似たような素材のタレを使用しても大丈夫です。
最後に「特製タレを塗って軽く炙る」際に、ハケなどがあると便利。タレを塗ったあと焦がさないように、弱火で炙るとベターです。
特製スペアリブ
特製スペアリブは、15分ゆでたスペアリブを熱いうちにケチャップと醤油のタレに30〜60分漬けてから、網で焼く料理です。タレが焦げやすいので、弱火でじっくり焼くのがコツ。

<特製タレ>
にんにく 1~2片
塩 5g
おろししょうが 20g
ケチャップ 25g
醤油 25ml
日本酒 25ml
- 特製タレをつくる(材料を混ぜ合わせる)
- 鍋でスペアリブを灰汁を取りながら15分間茹でる
- 茹でたスペアリブが熱いうちにタレと絡ませる
- 30~60分漬け込んでおく
- 焼き網に酢を塗る
- 焦げ付かないように焼く
特製スペアリブのポイント
特製タレは、現場で作るのが面倒であれば事前に作って持ち込むと楽です。茹でたスペアリブが熱いうちに、タレと絡ませましょう。
30~60分漬け込んでおきますが、ジップロックなどに入れて密封しておくと漬け込みやすいです。
火傷しないように注意しましょう。
また、網で焼く際にはタレが焦げ付きやすくなっています。強火はNGですので、弱火でじっくりと焼きましょう。
特製照り焼きチキン
特製照り焼きチキンは、塩コショウで下味をつけた鶏手羽中を網で焼き、火が通ってきたら醤油・みりん・昆布茶のタレを塗って弱火で炙る一品です。脂で炎が上がりやすいので注意しましょう。

塩 適量
コショウ 適量
<特製タレ>
醤油 50ml
みりん 50ml
昆布茶粉末 5g
- 特製タレをつくる(材料を混ぜ合わせる)
- 鶏手羽中に塩コショウで下味をつける
- 焼き網に酢を塗る
- 鶏手羽中を焼いて火を通す
- 火が通ってきたら特製タレを塗って弱火で炙る
特製照り焼きチキンのポイント
特製タレは、現場で作るのが面倒であれば事前に作って持ち込むと楽です。最後に「特製タレを塗って軽く炙る」際に、ハケなどがあると便利。
また、網で焼く際にはタレが焦げ付きやすくなっています。弱火でじっくりと焼きましょう。
また鶏手羽中を焼いていると、脂が落ちて炎があがりやすくなります。汚れてもよい濡れタオルなどを用意し、炎対策しておくと万全です。
ホタテのバター焼き
ホタテのバター焼きは、殻から外した身を殻にのせて強火で焼き、裏返したら日本酒と醤油・バターを加える定番の海鮮料理です。身を先に外しておくと、焼きすぎずにふっくら仕上がります。
バーベキューで、定番海鮮の1つと言えばホタテでしょう。シンプルながら、ホタテとバターの相性は抜群!

- 殻付きホタテ 4個
- 日本酒 適量
- 醤油 適量
- バター 40g
作り方
- ホタテの身を殻からはずす
- はずした身を殻にのせて網で強火で焼く
- 出汁が沸騰してきたら身をひっくり返す
- 日本酒としょう油を1:1の割合で入れる
- バターをのせる(ホタテ1個に対し10g)
- 好みの焼き加減まで熱を入れる
ホタテのバター焼きのポイント
まずはじめに、殻と身をナイフなどでしっかり外しておくことです。これをしておかないと、ホタテの口が開かないことがあるため。
その結果、焼きすぎてしまい、固くて美味しくないホタテが焼きあがってしまうのです。こんな残念な仕上がりにならないよう、焼く前に身は殻から外しておきましょう。
焼き方のポイントは、強火で一気に焼きましょう。貝柱の両面が、白く変わってきたら頃合いです。
次に日本酒やしょう油、バターを入れますが、仕上がりの寸前くらいに入れるだけで十分です。
ホタテ本来の旨味を消さない為にも、調味料であまり長く火にかけないようにしましょう。








